市場ニーズ

食料産業の市場規模

食料産業は日本有数の巨大産業

食料産業は農林水産業から製造・流通・外食まですべてを含み、農業単体の約10倍の規模をもつ日本有数の巨大産業です。
ここでは、その規模の大きさを、国内生産額と就業者数から見てみましょう。

1. 国内生産額から見る規模

食料産業の2017年の国内生産額は117兆円で、全経済活動の約1割に当たります。農業単体のみの生産額は9兆円ですので、10倍以上の規模になります。この国内生産額は年々増えており、2009年から右肩上がりを続けています。

他業種の産業規模(参考)

  • 自動車:62.5 兆円
  • 建設業:51.8 兆円
  • 医療業界:40.8 兆円

食料産業の国内生産額

食料産業の国内生産額の推移

2. 就業者数から見る規模

食料産業は国内の全産業就業者の15.8%を占め、2017年現在1,034万人に上ります。

日本の食料産業就業者数の状況

3つのコースの先に広がる幅広い活躍の場

本学では食・農・ビジネスにかかわる総合的・専門的な知識・技術の修得により、あらゆる食料産業分野で活躍できる人材を育成します。
食のつながり全体を理解することで、専門的に活躍する際にも他業種や他分野の人と連携・協同することができ、食の未来を変えるリーダーとしての活躍を目指します。

本学で目指す主な職種図

具体的な活動の場

  • 食品メーカーでの品種改良研究
  • 公務員としての農業技術指導
  • 植物工場での新技術開発
  • 大規模農園の運営
  • 公的機関での生産技術開発
  • 外食産業の直営農園での生産 など

現場からのメッセージ

私の家は非農家で農業のことはあまり詳しくはありませんでしたが、自分の住んでいる地域の農業が活気に満ち溢れていることに魅力を感じ、新潟市を代表する農業地域にしたいと強く思いこの仕事を選びました。日々の仕事では、生産者の経営面の相談や営農指導をすることで安全安心な生産を心がけています。新しい情報や取り組みを伝えることで生産性が向上したり、生産者の方から喜んでいただけたりすることにやりがいを感じます。

新潟市農業協同組合
営農指導員
大枝 純也さん

具体的な活動の場

  • 食品メーカーでの食品開発
  • 公的機関での新加工技術の研究
  • 製造現場での品質管理
  • 空港での輸入食品の衛生監視
  • 食品工場での衛生管理
  • JAでの特産品を使った食品のブランド化 など

現場からのメッセージ

新商品や期間限定品、催事品の企画立案、パッケージデザインの作成などを行っています。また、営業・工場と連携しながら既存商品の売上向上にも取り組んでいます。もともと興味のあった商品開発に携わっていましたが、よりお客様に近い立場で商品を一から手がけたいと思い、マーケティングの仕事に興味を持ちました。この仕事の魅力は、新しい商品を世に生み出すことができることです。多くの人が携わり、様々な行程を経てその商品がお店に並び、お客様に購入いただいたときには、大変だったこともすべて吹き飛ぶくらいの喜びとなります!

株式会社栗山米菓
マーケティング部
渡辺 梨央さん

ビジネス

具体的な活動の場

  • メーカー・流通・サービス企業での企画・営業
  • 情報サービス企業での「食」のソリューション企画
  • 広告企業での「食」のコンテンツ開発
  • 起業家としての新しいビジネスモデルの展開
  • 自治体での「食」資源を活かした交流事業の企画
  • 地方銀行での「食」ビジネスへの開発支援 など

現場からのメッセージ

全国・そして海外の産地から当社へ委託された青果物(野菜・果物)の競り販売・相対販売(商談)を行い、1日約1億円・300トンの取引を扱っています。最近ではスーパーで求められている消費者のニーズを生産者に伝えることで販売が促進できるような“提案型”のビジネスを行っています。「食」「農」「ビジネス」を学ぶ新潟食料農業大学の学生さんには、自分で商品をコーディネートして、いかに生産者と消費者をマッチングするかを考え、次々に新しい提案をして、青果市場を盛り上げてほしいです。

新潟中央青果株式会社
管理部人事管理課 課長
向田 貴幸さん

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