取得可能資格

本学では、食品の衛生管理にかかわる資格など、食の未来を変える人材に必要な資格を取得できます。これらの資格は所定の科目を履修することで取得することができます。

1. HACCP(ハサップ)管理者

フードコース

HACCPは、食品の衛生管理における世界的な工程管理システムです。アメリカやEUでは、多くの食品分野に義務づけられていますが、日本での導入が遅れていました。日本においては、東京オリンピックに向けて、2018年にHACCPの制度化を含む食品衛生法改正が決定されました。実際に国内の食品企業でも、HACCPの導入が強化されており、HACCPシステムについて十分な知識を持って実務を行い、指導する立場の人材“HACCP管理者”が多く求められています。本学では、特定の科目(フードコースにて開講)を履修することでHACCP管理者の資格を取得でき、さらに農産物の「生産」や、製造された食品の「流通」「販売」までを総合的に学ぶことで、「食」にかかわる全ての分野の衛生管理に携わることができます。

HACCP とは?

原材料の受入れから最終製品までの各工程ごとに、微生物による汚染、金属の混入などの危害要因を分析(HA)したうえで、危害の防止に繋がる特に重要な工程(CCP)を継続的に監視・記録する工程管理システムです。

HA(Hazard Analysis) 危害要因の分析(微生物、異物など)

CCP(Critical Control Point) 重要管理点(加熱加工における温度、時間など)

工程例

1993年に、FAO/WHO合同食品規格委員会(コーデックス委員会)が、HACCPの具体的な原則と手順(7原則12手順)を示し、食品の安全性をより高めるシステムとして国際的に推奨。

※HACCPは、工程管理のシステムであり、それ自体が必ずしも施設整備を求めている訳ではありません。
※HACCPは、事業者がそれぞれの工場における食品製造工程について、主体的に危害要因を分析し管理システムを設定・運営するもの。
(何をどこでどのように管理するかを事業者自らが、考え、設定し、実施し、その証拠を残すという一連の作業システム)

引用元:農林水産省ホームページ

2. 食の6次産業化プロデューサー

アグリコース・フードコース・ビジネスコース

生産(1次産業)、加工(2次産業)、流通・販売・サービス(3次産業)の一体化や連携により、地域の農林水産物を活用した加工品の開発、消費者への直接販売、レストランの展開など、食分野で新たなビジネスを創出するための職能レベルを認定します。国が取得を推奨している「国家戦略・プロフェッショナル検定」の一つです。資格を活かし、食料産業分野での活躍や、企業、コンサルタントとしての将来を切り拓くこともできます。

3. 食品衛生管理者(任用資格※)

フードコース

食品衛生法では、食肉製品、乳製品、食用油脂などを製造・加工する施設には「食品衛生管理者」が必ず必要とされており、衛生上の考慮が必要な食品などの製造・加工を衛生的に管理するために必要な資格です。ソーセージなどの加工現場や、食品メーカーでのお菓子の製造現場など、大量に食品を製造する場でリーダーとして活躍することができます。

4. 食品衛生監視員(任用資格※)

フードコース

食品衛生監視員は、食品にかかわる衛生上の危害を防止するために、加工・調理現場などへの立ち入り検査や、食品に関する指導などを行います。食の安全が強く求められている今、大切な役割を担う仕事です。食品衛生監視員の資格を取得し、大学を卒業後公務員となることで「食品衛生監視員」となることができます。食品関連の施設や病院、学校などの給食施設での衛生管理を行います。

5. 危険物取扱者(国)

アグリコース・フードコース・ビジネスコース

石油など引火性や発火性のある化学製品を取り扱うのに必須の国家資格で、食品メーカーでの研究・開発や、化学製品を使用した研究などを行う際に活用できる資格です。本学では、すべての危険物を扱うことができる“甲種”の受験資格を取得することができ、授業で学んだことをもとに、危険物取扱者甲種試験を受験することができます。

※任用資格とは…特定の資格を取得すれば職業・職位として公称できるというものではなく 該当任用資格を取得後、当該職務に任用・任命されて初めて効力を発揮する資格です。一般的に任用資格の語は、行政における特定の職に任用されるための資格について用いられることが多く、民間の教育機関や施設でも一つの目安として使用されることもあります。