丸山 純一
Junichi Maruyama
コース長 教授
学位 | 農学博士 東京大学 1985年取得 |
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担当科目 | 食料産業概論、環境科学概論、食品開発・製造論、基礎ゼミⅡ、食品安全学、食品生産科学基礎実験・実習、食品安全管理システム論、食品プロセス学実験・実習、卒業研究Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ、食料産業実践論Ⅱ |
専門分野 | 食品安全・管理 |
研究テーマ |
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高校生へのメッセージ
人間の身体は約 37兆個 の細胞でできています。体内では、古い細胞が壊され、新しい細胞で常に置き換えられることにより、生命活動が維持されています。この新しい細胞を作るために必要なエネルギーや物質は、毎日の食事から供給されます。私たちの健康の維持・増進は食生活を通じて図られています。万一、食品中に有害な物質が含まれていたら、健康に悪い影響を及ぼす可能性があります。ですから、食品の安全性を守ることは、私たちの生命や健康を維持する上で極めて重要なこととなります。 食品の安全性は、生産者や事業者、行政の努力と、行政・企業を動かす力となる消費者の積極的な関与により守られています。しかし、それでもなお食中毒、アレルギーなどのリスクがあることはよく知られています。一方、世の中には、科学的に不確かな、あるいは間違った情報が氾濫しています。したがって、食品の安全性を確保するためには、事実に基づいた正しい知識をもつことが必要です。 授業では、食品の安全性について、基礎となる知識を体系的に学び、さらに応用していく能力を身に着けられるようにしたいと思います。また、行政関係者や産業界から実務担当者をお招きして、最新の話題についてお話しいただくことにしています。さらに、卒業研究を通じて、最先端で活躍できる人材の育成に努めていきたいと思います。
企業へのメッセージ
安全な食品を消費者に供給するためには、農場から食卓にわたるフードチェーンにおいて、安全性の向上のための取り組みを徹底することが必要です。今後、食料および農業分野の関係者全てが、安全で健全かつ栄養のある食品を供給する責任を分かちあうフードチェーン・アプローチをシステムとして定着していくことが益々重要な課題となってきます。 一方、フードチェーン・アプローチにより、安全な食品を供給するには、食品微生物、食品衛生学などの基本的な知識とその現場での応用が必要であり、HACCP管理者など専門家のいない中小・零細規模の事業者では、実際に取組むとなるとなかなか難しいのではないかと思われます。 本学には、食料・農業分野に関する基礎的な知識・技術のみならず実社会に直結した研究開発を行うことの出来るエキスパートが多数おり、設備・機器類も整っていることから、様々な技術的な支援を提供することが可能です。さらに、地元の自治体、産業界と協働で支援体制を組むことにより、効率的・効果的な支援を行い、フードチェーンのすべての関係者が信頼関係を築き、相互理解と意識向上を図ることに貢献していきたいと考えます。
業績等
所属学会 |
日本食品保蔵科学会,日本食品免疫学会 |
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社会活動 |
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学内委員会活動 | 自己点検・評価委員会,国際交流委員会 |
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