栗林 喬

Takashi Kuribayashi
助手

学位 博士(理学) 広島大学 2012年取得
専門分野 食品微生物学、醸造学、食品化学、食品分析学
研究テーマ
  • ユニークな香味を生成する新規醸造微生物の開発
  • 自然界由来の酵母や乳酸菌を利用した醸造製品(清酒やワインなど)の開発
  • 食品の安全性・信頼性を担保する分析技術の開発

高校生へのメッセージ

皆さんは、微生物に興味がありますか? 微生物は、目に見えない小さな生き物ですが、お酒や発酵食品を製造する上で欠かすことのできない存在です。例えば、日本酒は、カビの仲間である麹菌と、アルコールをつくり出す酵母が互いに協力しながら、お米を発酵して造られています。その他にも、牛乳や豆乳を乳酸菌で発酵させるとヨーグルトが、大豆を納豆菌で発酵させると納豆ができます。

私はこれまで、草花から見つけ出した酵母で日本酒を造ったり、フルーティーな日本酒のための新しい酵母を開発したりするといった、お酒に関わる微生物の研究を行ってきました。引き続き、酒造りの主役である酵母に焦点を当て、日本酒をはじめワインやビールといった酒類の製品開発に関わる研究を行います。微生物や発酵に興味のある方は、ぜひ一緒に、この大学で学んでみませんか。

企業へのメッセージ

2003年4月より17年間、新潟県醸造試験場に勤務し、新潟県内の清酒製造に関する技術支援業務に携わるとともに、技術的課題を解決するため「醸造用酵母の開発・改良」、「花より分離した酵母の清酒製造への実用化」、「酒類成分からの産地判別技術の開発」についての実践的な研究を行ってきました。これらの経験を踏まえ、引き続き行政機関や企業の皆様と連携し「ユニークな味や香りを生成する醸造微生物の開発とその実用化(清酒やワイン、ビール等)」や「食品の安全性・信頼性を担保する分析技術の開発」といったテーマで、醸造業界の大きな流れを形成してゆけるような研究を推進したいと考えております。

酒類製造に関するご相談や共同研究について、ご興味のある方は、ぜひご連絡頂ければ幸いです。