本間 茂Shigeru Homma

学位

農学博士 東京大学 1985年

専門分野

微生物学、衛生管理、品質管理、工場管理、生産管理

研究テーマ

清浄度迅速測定技術の各種衛生管理への応用

高校生へのメッセージ

こんにちは、私は皆さん良くご存じのキッコーマンで、醤油ではなくホタルの発光酵素を使った衛生管理技術の開発と普及に務め、グループ企業のデルモンテでは工場長としてトマトの栽培、ジュースやケチャップの製造や品質保証に携わっていました。 その中で強く感じたのは、科学的に安全な食べ物が必ずしも安心な食べ物として消費者に受け入れられる訳では無いことでした。皆さんは賞味期限が一日二日過ぎている事を理由に、パンやお菓子を捨てたことはありませんか?賞味期限はメーカーが安全に余裕を持って設定していますから、直ちに危険になるわけではありません。しかし消費者にとって安心では無くなるので廃棄されるわけです。

高校生へのメッセージ

同じようなことが食品の生産・加工・流通の各段階で行われていて、食べ残しなども含めると4食作り1食分捨てている計算になります。 私は農産物の生産から加工・流通・消費に至る過程すべてを扱うこの大学を目指すみなさんと一緒に、こんな状況をなんとかしたいと考えています。当面みなさんと直接お目にかかるのは物理基礎の講義ですが、社会連携推進室のメンバーとして様々な企画の立案と推進に努めて行きますので、よろしくお願い致します。 写真上:遺伝子組換え技術により試験管内で再現されるホタルの光 写真下:ケチャップやジュースの原料となる加工用トマト

企業へのメッセージ

社会連携推進室の本間と申します。私はキッコーマンのバイオ事業においてホタルの発光酵素を用いた衛生管理技術を開発し、その当時全く知られていなかった技術を産学官の方々の協力を求めながら認知と普及を進めました。また、グループ会社の日本デルモンテでは、工場長や品質管理部長として工場管理、生産管理、品質管理に携わる中、HACCPやISO等の課題解決に、この時の知識と人的ネットワークが大変役立ちました。

企業へのメッセージ

また40回に及ぶ衛生管理セミナーの企画運営では、大学や国立の研究機関、食品の加工・流通・サービスに関わる民間企業の方々に講師を依頼する中で、さらに広いネットワークを築くことが出来ました。現在、食品について当然のこととしか認識されない”安全”をいかに”安心”結びつけ、これを競争力として生かしていくかがHACCP義務化を控えた食に関わる企業の課題の一つであろうと思っています。私は明治に佐渡から北海道に移住した曾祖父母の末裔でございます。ルーツである新潟で永く事業に携わっておられる皆さんのお役に立つ企画を推進できればと思いますので、よろしくお願い致します。

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