キャンパス・研究機器・設備

キャンパス紹介

本大学院では、新潟県胎内市の「胎内キャンパス」と新潟市北区の「新潟キャンパス」の2つのキャンパスで研究活動を行います。 2キャンパス制により、胎内市では地域に根差した「食」「農」の伝統と最新技術を、新潟市では新たな「ビジネス」に挑戦するための知識と発想力をベースに研究を深めていきます。 また新潟、胎内両キャンパスには大学院生が研究活動や自習に使用できる院生室が設けられています。

胎内キャンパス

胎内市は山・川・平地・海と農林水産業に必要な要素がすべて揃い、平野と中山間地の縮図ともいえる地域です。また、地域の特産である米粉商品などの開発に積極的に取り組んでいます。特色ある農業や食品加工を通じた地域活性化に力を入れている胎内市で伝統の「食」と「農」、そして新しい「ビジネス」を学びます。

新潟キャンパス

新潟市は、大規模農業の改革拠点として国家戦略特区に指定されています。農産物の高付加価値化の実現、農業所得の向上、商品開発・加工・販売の強化、耕作放棄地の解消など、食料・農業分野の課題解決に向けた様々な取り組みが行われている日本の農業の改革拠点で最先端の食・農・ビジネスを学びます。

研究機器・設備

微生物や遺伝子の解析が行える機器や実際に食品メーカーで使用されている分析機器など最新鋭の設備が整っています。
これらの機器を使用し、研究の深奥を究めることができます。

超深度マルチアングル顕微鏡システム

光学式顕微鏡と電子顕微鏡のメリットを兼ね備えたデジタル顕微鏡で、対象物を立体的に観察することができます。食品の外観や微生物の観察、異物の特定など幅広く利用できます。

フーリエ変換赤外分光光度計

観察する物質に赤外光を当て、光の透過や反射する光の量を測定して分析・定量を行うことができます。食品などに使われる容器包装材料(フィルムなど)の分析や食品中の異物の特定に使用されています。

アミログラフ

米、小麦などの温度の変化に伴う粘性変化を自動で測定できる機器です。米、小麦、各種のデンプン溶液の粘性特性評価を行う標準機で、各種穀類の研究に使用することができます。

LED育苗施設

この装置では、温度、湿度、CO2濃度、養液や光条件など植物の生育に必要な条件を調節することができます。これを用いて栽培条件を組み替え、野菜類の成長促進や育苗の最適条件などについて様々な研究を行うことができます。現在、いろいろな葉菜類の栽培と果菜類の育苗のために最適な環境条件や養液条件を調べています。

高速液体クロマトグラフ質量分析計

食品中のアミノ酸、有機酸、ビタミン類や極微量に含まれる機能性成分、残留農薬・医薬品などの化合物を特定し、その含有量を測定することができる最新の分析機器です。食品の機能性や安全性を評価する際に使用します。残留農薬などに関する「ポジティブリスト制度」が取り入れられたことで、すべての農薬(およそ800種類)についての残留濃度を測定することが必要になりました。この装置は、数百種類の農薬を一斉に分析することができ、食品の安全性検証に欠くことができないものとなっています。

リアルタイムPCR装置

対象試料に含まれる遺伝子の数を調べることができます。食品への微生物の混入、病原生物の特定、遺伝子組換えの検出など「食」「農」分野におけるバイオテクノロジーについて高度な研究を行うことができます。生物全般、特に肉眼では見ることのできない微生物や病原体などを検出・定量するため、それらのDNAを短時間で増やす装置であり、保健所などでも使用されています。

示差走査熱量計(DSC)

物質を加熱、冷却した際の内部で発生する熱変化を精密に測定できる機器です。タンパク質の変性温度、デンプンの糊化温度、油脂の溶解温度、熱容量の測定などの加熱あるいは冷却に伴う熱特性を測定することができます。

ガラス温室

温度や湿度、養分濃度など野菜の生育に必要な条件を調節できる養液栽培が可能です。また、ICT技術(情報通信技術)を活用した高品質野菜栽培の実習や研究を行うことができます。

学内圃場

ジャガイモやエダマメ、トウモロコシ、トマトなどを栽培し、化学肥料と有機肥料での収量や品質の比較や環境保全型農業、ICT技術による水耕栽培などに関する実習・研究を行うことができます。