【授業紹介】ステークホルダー会議を実践!<食品製造学>

食農大の日常 2020.11.20

フードコース2年生対象の「食品製造学」の授業で くらしとバイオプラザ21 常務理事 佐々義子 様より「ゲノム編集をめぐるリスクコミュニケーション」と題してオンラインでご講義をいただきました。

授業の前半ではゲノム編集の技術や、それに対する消費者の受け止め方をご説明いただきました。
ゲノム編集技術は、新しい技術として注目され、最近は新聞やニュースでも取り上げられています。農業分野では、新しい育種技術のひとつとして、効率よく望む品種を作ることができるのではないかという期待がされています。しかし、消費者側としては「安全性確認への不安」「長期利用の実績がない」「科学的根拠がないので表示の義務化ができない」などに対する懸念があります。

上記の内容を踏まえて、学生は「ステークホルダー会議」を行いました。

ステークホルダー会議とは、様々な立場(ステークホルダー)に立って(ロールプレイ)、技術のメリットとデメリットについて話し合い、YES・NOを決めます。そのYES・NOの結果を発表し合い、可視化することで、多様な意見を共有できるワークショップです。よって、参加者がその立場に立って考えるための情報を参加者が持っていることが重要です。

今回は「ゲノム編集ジャガイモを食べますか?使いますか?」という議題に①生産者②ポテトサラダ製造販売業者③学校給食調理員④消費者の4つの立場に分かれて話し合いました。

具体的には、ゲノム編集ジャガイモのメリットとデメリットを話し合い、グループに分かれてディスカッションを行いました。
どの立場も賛成意見が多く、なかでも「食中毒リスクの削減」「大量生産が可能」「品質向上」などフードコースの学生らしい意見が多くあがりました。

学生同士で意見を出し合い発表することによって、新たな発見や学びがあった講義でした。
くらしとバイオプラザ21 常務理事 佐々義子 様、貴重なご講義ありがとうございました!

くらしとバイオプラザ21

 

関連記事

NAFUマガジン一覧へ