【授業紹介】通販ビジネスの可能性-「新潟直送計画」の事例を通して<起業イノベーション論>

食農大の日常 2021.4.28

2学年必修の起業イノベーション論では食・農・ビジネス分野の第一線で活躍するゲストスピーカーによる講義を受けることができます。

4月27日(火)、今年度3回目の講義では、株式会社クーネルワーク 一木 幸之佑様より「通販ビジネスの可能性-『新潟直送計画』の事例を通して」と題してご講義いただきました。

株式会社クーネルワークは新潟県内最大規模の産直EC「新潟直送計画」で、絶品グルメを消費者の皆さんにお届けしていらっしゃいます。

地方においてITベンチャー企業として日々行っている事業や今後の展開などをご講義いただきました。
その中で「D2C(Direct to Consumer)」の大事さを教えていただきました。「D2C」とは個人消費者と直接繋がる販売モデルです。

この販売モデルは本学の学びの特徴である「マーケットイン」にも深く関係しています。
モノがあふれる現代で消費者のニーズをつかみ販売に繋げる大切さを教えていただきました。

その後、通販ビジネスの事例、特に新潟県における事例について学びました。
最後に、時代の流れを鑑みた今後の展望を教えていただき、「新潟で働く」ことについてお話しいただきました。
「地方だからできるITを」「憧れる会社になりたい」という熱い想いを持った一木様のお話をうかがうことができました。

学生と年齢が近い若いスタッフで立ち上げた地方だからこそ求められるITベンチャーの立ち上げと、ビジネスの仕組みについて、多くの学生が高い関心を持って聴講していました。

講義終了後には「D2Cの販売モデルを作る時に苦労したこと」などについて質問の時間が設けられ、充実した時間を過ごすことができました。

講義を受けた学生は「会社については知っていたが、今回の講義で実際の事例や展望、課題についてうかがうことができ、非常に勉強になりました」と感想をいただきました。

 

一木様、お忙しい中大変ありがとうございました!

株式会社クーネルワーク:https://cunelwork.co.jp/

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