「鼓岡地域連携プロジェクト」が第3回学生地域づくり・交流大賞で特別賞を受賞!!

2023.03.13 社会連携

「鼓岡地域連携プロジェクト」が2023年2月10日(金)に開催された、一般社団法人全国農協観光協会主催

第3回学生地域づくり・交流大賞~「農」と「食」を活用して地域を元気にする様々な取り組み事例~

の最終審査で見事特別賞を受賞しました!

今回の最終審査会では、全国の大学から応募された活動のうち4大学の学生が1次審査(書面)を通過し、ファイナリストとして15分のプレゼンテーションに臨むとともに10分の質疑応答を経て、大学教員・地域活性化専門家・学識経験者等による審査を受けました。

当日は代表学生は本学のつなぎを着て発表。これまでの成果や課題、今後の活動の展望など、熱い想いを伝えることができました。

発表を終えて、代表の石﨑 航大さん(食料産業学科 2年 アグリコース)は「私がこのプロジェクトを引き継いだ時点ではコロナウイルスの影響で、まさに「団体存続の危機」を感じていました。その中で代表として、この状況を好転させ、鼓岡地区の皆さんとの繋がりを後輩に受け継いでいくべきであると考えていたので、活動する上での障害はできる限り取り除いてきました。

今では日々の活動や今回の実績が認められ来年度からは正式な学友会管轄の支援団体として活動できる見込みがつきました。

高校までの私は、自分で考えて行動することすらできていなかったので、この活動を通して、長期的な視点を持ち課題解決のために考えて行動することができるようになったのではないかと考えています。」と活動を振り返った上で、「今後、活動を発展させていく中で、最も重要なのは自分自身の『強い意志』だと考えています。私は『鼓岡地区との交流を後輩に繋げるんだ!』という意志を持って運営してきました。次期代表の三浦さんにも『強い意志』があるのを知っているので、上手く引き継いでくれると思っています。」と来年度以降の期待を話してくれました。

また、副代表の三浦 千采さん(食料産業学科1年 )は「この発表をするまでに鼓岡マコモダケプロジェクトに携わっている方々、本当にありがとうございました!このような貴重な機会に出会えてとても嬉しかったです。発表することに慣れていないのでとても緊張しましたが、先輩が私を引っ張ってくださったので楽しめました!今回の学生大賞のおかげで全国の地域活性化活動を知ることができ、とてもいい刺激を受けました!これを機により一層鼓岡マコモダケプロジェクトをいい活動にしていけるように頑張ります‼︎そして、4月からは新一年生とも出会えるので一緒に活動できたらいいなと思っています!本当にありがとうございました!」と新たなメンバーとの活動への期待を話してくれました。

 

鼓岡地域連携プロジェクトとは??

本学では、開学当初から様々な活動を通して連携をしている胎内市鼓岡地区ではイネ科の作物「マコモダケ」の栽培を通して地域連携プロジェクトに取り組んでます。
1年目・2年目は地区で作られているマコモダケの魅力を伝えるために、栽培や新しい商品づくりを進め、昨年は、先輩たちの想いを受け継いだ1.2年生が中心となり、鼓岡地区で作られているマコモタケの魅力発信の為、鼓岡地区の耕作放棄地を活用し、お米とマコモダケを一から育て、マコモダケやお米を使い『たきこみごはん』を製作するプロジェクトが実施されました。(マコモダケ炊き込みごはんプロジェクト

次年度からは代表者が変わり活動の幅を広げ、さらに地域と密着しながら進めていく予定です。
ぜひ今後の活動にもご注目下さい!

 

《関連リンク》

AgVenture Lab(アグベンチャーラボ)
…JAグループ全国連8団体で立ち上げたイノベーションラボです。 スタートアップ企業やパートナー企業・大学・行政等と協創し、様々な知見やテクノロジーを活用しながら、新たな事業創出、サービス開発、社会課題の解消を目指し活動しており、学生ビジネスコンテストやスマート農業サミットなど様々なイベントを開催しております。

全国農業観光協会

 

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