在学生インタビュー

Q．食や農業分野への進学を考えたきっかけは？

　小さい頃から祖母の畑の手伝いや、お菓子作りの手伝いが大好きで、そこから食に興味を持ち始めました。中学生の頃には、将来は食に関わる仕事がしたいとハッキリと決まっていたため、食品科学科がある農業高校へ進学し、ジャム・味噌などの製造実習や課題研究で1からラーメンを作ったことでより食に興味を持ち、より食について学びたいと思い本学への進学を決めました。

Q．受験を振り返って、今に活きていることは？

　地域特待生の枠を狙っていたので、とにかく面接練習をしていました。練習を始めたばかりの時は緊張で泣いたりしていましたが、何度も何度も繰り返していろんな先生と面接することで、人前で話すときにガチガチに緊張しないで話せるようになりました。また、ガクチカ（学生時代に力を入れたこと）や、大学でやりたいこと、将来やりたいことをしっかり固めて面接に挑んだので、大学に入ってからでも考えがブレずに生活する事が出来ています。

Q．最終的に本学進学の決め手となったことは？

　大学見学です。進路希望を出すギリギリに当時の担任の先生から本学をオススメされました。進路希望を出すまでにオープンキャンパスに行きたいけどオープンキャンパスの日程がない！となり、ダメ元で大学見学をお願いしたらOKを出して頂き、見学させてもらいました。その時にとても親切な対応をして頂き、また、実際先生とお話して自分が将来やりたいことを話した時に褒めて頂いたりした事から、この大学に入ったら将来やりたいことができるかもしれないと思い、進学することに決めました。

Q．本学に入学して良かったと思えることは？

　大学では講義や設備など充実しており、今までできなかったようなことにも取り組める環境がとてもいいなと感じています。また、サークルも自由度が高く、好きなことを好きなだけできる環境があるので、学校生活そのものが楽しいです。先輩方、先生方も優しく対応してくれるので、困ることはほとんどありません。たくさんの人と関わることができ、自分自身も成長できたと思います。

Q．印象に残っている授業は？

　1年生前期に行う農学基礎実習（現：食料産業基礎実習・演習）です。大学に入って初めての実習で、トマト・エダマメ・トウモロコシの３種類を、肥料の量の違い等で比較しながら育てることが楽しかったです。また、入学したばかりでなかなか友達が出来なくても、実習中は周りと絶対にコミュニケーションを取るので、いつの間にか友達ができていて、友達作りの面でもとても印象に残っています。

Q．どのような学生生活を過ごしていますか？

　私はフードコースに所属しており、食味に関するもの、微生物に関するもの、フードチェーンなど食に関わる全般を学んでいます。実験では身近な食べ物を実験的に調理したり、食べ物に含まれる栄養素を量ったり、様々な実験をしています。難しい時もありますが、班員と協力しながら楽しく取り組んでいます。
　また、私は軽音サークルに所属しており、空きコマではドラムの練習に励んでいます。高校に比べ、大学では先輩と関わる機会があまりないため、サークルに所属して楽しくて愉快な先輩たちに出会えて良かったなと感じています。

Q．高校時代より成長したと感じることは？

　高校時代より、周りとコミュニケーションを取れるようになったと思います。大学には、他県からきてる人や、留学生がたくさんいて、文化の違いを身近に感じることが出来ます。また、サークルで先輩方と話す機会が多いため、自然と話の輪が広がり、友人も多く出来ました。今後も身についたコミュニケーション能力を活かしていきたいと思います。

　本学は、多方面に学ぶことができ、やりたいことが見つかっていない人でも、本学で過ごしていくうちに見つけることが出来る大学です。大学では高校の時よりもできることも自由度も増えますが、今までは惰性で進んできたことも自分がやらなければいけないことばかりになり、生活を充実させるかどうかは全て自分次第になってきます。講義や実験など難しく勉強することが嫌になることも多々あるかと思いますが、将来の自分のためになることばかりだと思うので、何事にも諦めずに取り組んでほしいと思います。
　また、サークル活動も盛んに行っています。どのサークルも楽しく、面白い先輩方が沢山居るので、ぜひ気軽に遊びに来てください。
　受験勉強応援しています！