建学の精神
「自由、多様、創造」
自己規津に裏打ちされた
「自由(Liberty)」のもと、
他者の考え方や行動を尊重する
「多様性(Diversity)」と、
常に好奇心をもって取り組む
「創造力(Creativity)」を育む。
新潟食料農業大学の目的
生命、環境、社会を科学する力と、食と農に関する広い知識と技術を総合的に身につけ、課題の解決に前向きに取り組む人材を育成するとともに、実社会に直結する研究開発を通じて地域と国際社会の発展に貢献する。
新潟食料農業大学の人材育成方針
建学の精神に基づき、食と農に関する広い知識と技術を総合的に身につけ、新しい価値を創出し、地域の活性化や国際社会の発展に寄与できる人材を育成する。
“食料産業”とは私たちの“食”にかかわる、生産・加工・流通・販売までを含む幅広い産業です。
本学では、地域経済の基盤である「農」、人々の健康を支える「食」、新たな食料産業を創造する「ビジネス」を一体的に学ぶことで、世界をリードする“食のジェネラリスト”を育成します。
食料産業学部食料産業学科
教育目的
食料・農業分野において、課題の解決と新しい時代の産業を創出するためのサイエンス・テクノロジー・ビジネスの能力を兼ね備えた人材を育成するとともに、実社会に直結する研究開発を行う。
人材育成方針
食料・農業に関する革新的な理論・技術・思考を積極的に取り入れ、新しい時代の産業を創出できる人材を育成する。
3つの方針
食料・農業分野において、課題の解決と新しい時代の産業を創出するためのサイエンス・テクノロジー・ビジネスの能力を兼ね備えた人材を育成するとともに実社会に直結する研究開発を行うことを目的とし、食料・農業に関する革新的な理論・技術・思考を積極的に取り入れ、新しい時代の産業を創出できる人材を育成します。これに基づき「アドミッション・ポリシー(入学者受入方針)」、「カリキュラム・ポリシー(教育課程編成方針)」、「ディプロマ・ポリシー(卒業認定方針)」の3つのポリシーを以下のとおり定めています。
アドミッション・ポリシー(入学者受入方針)
知識・理解
入学後の修学に必要な高等学校卒業相当の語学力や理数系の基礎学力を有する者。
思考・判断
様々な物事に常に好奇心をもって取り組み、多面的に思考し判断することができる者。
関心・意欲
食と農に関する広い興味を有し、新しい理論・技術・物事の捉え方の学習や研究に関心を有する者。
態度
多様な考え方や行動を尊重し、共感的理解を得ようとする態度を有する者。
技能・表現
自分の意見をわかりやすく表現し、他者と協力して物事に取り組むことができる者。
カリキュラム・ポリシー(教育課程編成の基本方針)※2023年度以降入学者向け
食料産業学部食料産業学科の教育課程は、食・農・ビジネスを総合的に学ぶ「共通課程」と、それぞれの専門的理解と実践力を高める「コース課程」の2つの課程を並行して編成し、有機的に連動させることにより、食・農・ビジネスに関する知識と技術を修得することを目的とします。
(1)共通課程
共通課程は教養科目群、基礎科目群、共通科目群の3群の科目から構成し、入学から卒業に至るすべての年次に配置する。
4年間を通じて、社会人としての幅広い教養、国際社会で活躍し得る能力、そして食・農・ビジネスを総合的に捉え新しい価値を創出し社会の発展に寄与できる能力を身につける。
(2)コース課程
コース課程は専門基礎科目群と専門科目群の2群の科目から構成し、コース分属となる2年次から4年次まで、それぞれ段階的に配置する。
専門基礎科目群ではそれぞれの専門分野における基礎知識の修得を目的とした科目を配置し、専門科目群では、実用性の高い専門知識の修得を目的とした講義科目や、高い実践力の修得を目的とした実験・実習・演習科目を配置する。そして専門学習の集大成として卒業研究を完成し、学位の取得を目指す。
各コースの教育課程編成方針は次のとおりである。
①アグリコース
アグリコースは「環境園芸学領域」、「持続栽培学領域」「農業生物学領域」の3領域を設ける。植物の生命現象を理解し、科学的根拠に基づいた判断力と農業の可能性を追究する能力を身につけるために、「環境園芸学領域」には、野菜、果樹、花などの園芸品目を対象とし、環境に配慮した栽培や品種育成、スマート農業などに関する科目を配置する。「持続栽培学領域」には、環境負荷を軽減し、かつ持続性の高い作物生産の基礎となる土壌、肥料、有機栽培、昆虫、農薬、農業気象などに関する科目を配置する。「農業生物学領域」には、堆肥化を増進する微生物などの農業有用生物の活用、作物収量品質を低減する病害虫や雑草などの農業有害生物の制御などに関する科目を配置する。
②ビジネスコース
ビジネスコースは、「地域活性領域」と「事業開発領域」の2領域を設ける。フードチェーンを総合的に理解し、マーケットインの発想に基づいた食産業の可能性を追究し、地域社会や企業活動において問題解決や企画・実行できる能力を身につけるために、「地域活性領域」では地域経済、地域政策、まちづくり計画などの科目を配置し、「事業開発領域」では、マーケティング、データサイエンス、eビジネス論などの科目を配置する。
③フードコース
フードコースは「食品科学領域」と「食品プロセス学領域」の2領域を設ける。
食品のおいしさと機能を理解し、科学的根拠に基づいた判断力と食品の可能性を追究する能力を身につけるために、「食品科学領域」には食品の栄養・機能・成分などに関する科目を配置し、「食品プロセス学領域」には食品の保蔵・利用・製造・品質などに関する科目を配置する。
ディプロマ・ポリシー(卒業認定方針)
知識・理解
食品や農産物に関わる専門知識を有し、それらの生産から加工、販売までを一連のフードチェーンとして捉え、成長産業としての食料産業を理解することができる。
思考・判断
修得した専門知識に基づき、食料産業において、マーケットインの発想をもって、新たなビジネス創造を指向することができる。
関心・意欲
国内外の食料、農業、経済、環境をはじめとする社会の情勢に関心をもち、諸課題を解決する意欲を有することができる。
態度
食料・農業に関する新たな価値を創出し、地域の活性化や社会の発展に寄与することができる。
技能・表現
サイエンス・テクノロジー・ビジネスの能力を兼ね備え、自らの思考・判断の経緯や結果を論理的に説明でき、他者と協力して物事に取り組み成果を導くことができる。