食農ガールインタライフ! 10年後のわたしたちって?

食と農にかかわる世界は、
地球上で生きていく上で欠かせない
生命と文化を育む根源です。
私たちの健康・社会・環境に深く関わり、
持続可能な未来を築くためには
不可欠な学びの分野であり、
世界的にも注目をされている分野です。
本学ではそんな食・農・ビジネスの世界で
活躍をしたい!と学んでいる学生や
卒業生がたくさんいます。
そんな先輩たちの声を聞いてみてください!

01 先輩食農ガールたち!

H.E.(新潟県出身)
食料産業学科 2期生 アグリコース
高校生へメッセージをお願いします!
本学には個性的な先生方がたくさんいます!研究されている内容も多種多様です。自分の思い描く将来像と先生の研究を照らし合わせて進路を選択していくのも、進路研究の手段の一つだと思います。ぜひ、本学の先生の研究もチェックしてみてください!
Y.K.(秋田県出身)
食料産業学科 2期生 アグリコース
将来はどうなりたいですか?
将来は環境に負荷が少ない営農をしたいと考えています。また、米以外にも地元の特産品となる作物を見つけていきたいです。そのためにも肥料や微生物、土壌について深く学んでいきたいです。また、サークルや学友会での販売での経験も活かしていきたいと思っています。
H.O.(福島県出身)
食料産業学科 3期生 アグリコース
このコースを選んだ理由は?
元々農業に興味があったためアグリコースに進みました。入学前は有機農業や土壌に興味がありましたが、1年次に食・農・ビジネスの基礎的な授業を学び様々なことに興味が出てきました。現在は珈琲の生育や品種、果樹の栽培にも興味があります。安全な農業は何か、野菜と果樹の生育などをより深く学んでいきたいです。
R.F.(長野県出身)
食料産業学科 3期生 ビジネスコース
高校生へメッセージをお願いします!
新潟食料農業大学は食に関する幅広い分野について学べることが魅力です。自分が食の分野のどんなところに興味があるのか発見できる場になると思います。また、幅広く学ぶことができるからこそ、安心安全で美味しい「食」を届けることにつながると思います。
A.G.(埼玉県出身)
食料産業学科 3期生 フードコース
このコースを選んだ理由は?
1年次で受けた食品開発・製造論で自分の地元の特産品を使った商品を考える課題があり、その課題の中で、商品のコンセプトやどうしたら手に取って貰えるのかを、消費者の視点や製造側の視点で考えることがとても面白く感じました。将来、商品開発に携わるためにも、食品についてさらに深く学びたいと思いフードコースに進みました。
M.K.(神奈川県出身)
食料産業学科 3期生 フードコース
食の分野に興味を持ったきっかけは?
高校の生物の授業で、異常プリオンというタンパク質で汚染された肉骨粉を牛に食べさせたことによって狂牛病が起こったと学び、食品の安全性はどのように守っていくべきかという疑問を持ち食の分野に興味を持ちました。また、飼料費削減のため草食動物の牛に肉骨粉を与えなければならなかった経済的な理由等からビジネスの分野にも興味を持ちました。
H.N.(福島県出身)
食料産業学科 4期生 アグリコース
将来はどうなりたいですか?
海外でどのような農業が行われているのかを知り、さらに効率良く生産するためには、環境負荷を減らすためには、どうするべきか、本学で学んだ知識を活かしながら現状と課題を理解し、それらを解決するためにはどんな技術が必要なのかを考え、実現することで、農業を通して多くの人と交流を持ちながら、現地での農業の発展に貢献したいです。
S.S.(新潟県出身)
食料産業学科 4期生 ビジネスコース
食の分野に興味を持ったきっかけは?
幼い頃から食べることや、料理の手伝いが好きで、食の分野に興味がありました。特に母は旬を大切にする人で、季節の食材を楽しむこと、地元魚沼で採れる山菜の美味しさ、郷土料理などを教えてもらいました。異国の料理に触れる機会もたくさん作ってくれ、世界の食文化の違いやその面白さを知り、より食の分野に興味を持つようになりました。
M.I.(栃木県出身)
食料産業学科 4期生 ビジネスコース
高校生へメッセージをお願いします!
今、将来像がしっかりと見えていないとか、なりたいものがない状況でも、本学では食料作業について幅広く様々な授業を受けることができます。また、食・農の企業の方々の最前線のお話もたくさん聞く機会があります。そこから自分の方向性や興味のあることを見つけていけます。一緒に本学で学びましょう!
F.T.(長野県出身)
食料産業学科 4期生 ビジネスコース
将来はどうなりたいですか?
商品企画・開発の授業で身に付けた知識を基に、女性向け商品や入院患者や老人ホームの利用者の方向けの商品を開発し、様々な環境にいる人も食事の時間を楽しめるようにしたいです。また、祖母が栽培した作物をどのようにしたら沢山の人に知ってもらえるか、購入してもらえるかを考えていきたいです。
N.A.(新潟県出身)
食料産業学科 4期生 フードコース
食の分野に興味を持ったきっかけは?
食品開発に興味を持っており、ファミリーレストランなどの商品開発を自分でもやってみたいと考えていました。また、テレビで食品ロスについての特集を見て以来、食品ロスに興味を持って食品ロスの削減に貢献できるような商品もしくは、普段捨ててしまう部分だけど食べることができるものを使った商品も開発したいと思いました。
M.O.(山形県出身)
食料産業学科 4期生 ビジネスコース
将来はどうなりたいですか?
将来は農業・食品・ビジネスの学びを活かし、商品開発や食に関するイベント企画の仕事に就きたいと考えています。また、地元の山形県に関わる仕事にも興味があります。地元の食品企業や農家さんと食を通じて地元を盛り上げる活動にも取り組んで行きたいです。そして、未来の食の可能性を広げるための活動者として社会に貢献したいです。
M.S.(福島県出身)
食料産業学科 4期生 フードコース
食の分野に興味を持ったきっかけは?
小・中学生の頃は趣味で野菜を栽培したりお菓子を作ったりしていましたが、高校生の時、怪我で入院した際に、患者さん1人1人に合わせた栄養バランスで毎日3食提供する管理栄養士の仕事に感銘を受けました。そのことがきっかけで、私も自分が作った食べ物で誰かを支えたいと思うようになりました。

02 広がる活躍のステージ 農家だけじゃない!

食・農・ビジネスを学ぶことにより活躍のフィールドは広がります。
どのようなステージで活躍ができるのか見てみよう!
農産物の生産
自然の中で、季節を感じながらさまざまな農作物を自分の手で生産します。土作りから収穫まで、育てる作物やその土地の気候、地質によって異なるので、土や肥料についての知識や経験が必要になります。
製造技術開発
各種の食品や飲料を製造するための製品企画・開発や製造工程の設計、生産設備の開発・設計、製造技術の指導、工程管理、品質管理や安全面での検査等の業務に携わる仕事です。
品質管理
食品の検査・分析、工場内の衛生管理、製品の規格書を作成、一括表示の作成、原因調査、従業員への衛生指導・教育、工場監査・各種マニュアルやルールの策定などを行います。
食品開発
食品メーカーや外食産業で、新しい食品やメニューに関する企画や開発、品質管理や研究などを行う専門職です。
技術指導
品種改良、肥料や農薬の開発、害虫対策の研究、また農家を対象に農機具や経営の相談に応じるなど、農家を支援する専門家であり、農業の各分野で指導や研究を行います。
育種・品種改良
育種は作物の遺伝的な改良、品種改良は環境条件の改善による生産性の向上を目指して研究を行います。
企画・営業・マーケティング
マーケットを分析して戦略的に商品・サービスを売る仕組みを作る仕事です。市場調査や商品・サービスのプロモーションを行うプロフェッショナルとして、売上アップや企業のイメージアップを図ります。
行政・金融
農業職の職員は、農業の振興や担い手の確保に関する施策の企画・立案、生産技術や経営管理技術の普及指導、農振制度や農地転用などの農地行政、新しい品種や栽培技術に関する試験研究、鳥獣被害防止対策など、幅広い分野の業務を行います。
食品バイヤー
外食事業や加工食品の製造業、卸売業などを行うフードビジネス企業の中で、商品やその材料となる食材の調達(仕入れ)を担当する仕事です。おいしい料理・食品の基礎となる良質な食材を最適な価格で入手し、商品の質と企業の財務を支え、同時に農家など一次産業の活性化にも貢献する重要な役割です。

03 卒業生へインタビュー 社会で活躍中!

食・農の分野は豊かな未来をつくる仕事!現場で活躍をしている卒業生を紹介します。
フードコース卒業生
安全安心で高品質な食品の製造を通して貢献したい!
越後製菓 株式会社
星野 万悠子さん
食料産業学部 食料産業学科 フードコース
2023年3月卒業
(新潟県:高田高等学校出身)
インタビュー

研修中は各工場で製造業務、所属部署の総合研究所では微生物検査や保存性試験、製品の成分分析などを行っています。機械オペレーターを任された時、失敗もありましたが、手順を覚えた後は効率を考えて進められたので、成長を感じました。

総合研究所では日々の検査に加え、米飯の高圧処理や機能性成分に関する研究をしています。様々なことに挑戦できることがやりがいです。

最終的には研究で成果を出し、安全安心で高品質な食品の製造を通して貢献していきたいです。

後輩へのメッセージ

「食品安全学」や「HACCPシステム論」の講義は製造現場で役立っています。工場ごとに異なるルールが適用されている理由を理解できるので、人々に安全安心な食品を提供することに繋がっています。食を通して人々の生活を支えたいと思う方はぜひ入学してください!

食と農の分野を目指す人は今後、
持続可能な未来をつくるための
重要なキープレイヤーです。
この分野での学びと経験は、
地球と人類の豊かな未来に貢献するための
大切な力になります。
あなたも一緒に食と農の持続可能な未来を
つくっていきませんか。
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