【第53回】英語こぼれ話ーその3

学長コラム 2019.3.29

その2に続き、「その3」を書きました。やさしい単語でシャレた表現と行きましょう。

いまのよい思いを続けたかったら、自ら変わらなくちゃ  “Change  to  remain the  same

バ-ト・ランカスタ-、アラン・ドロンが主演したイタリア映画「山猫」に出てきます。
sameの前にtheが入るのかどうか、耳からは分かりませんでした。後でネイテイブの方に
尋ねたら、「まあ、入るかなあ」が答でした。かなり昔に、小沢一郎という人も使いました。

時は移り行くもの、その流れと折り合わなければ   “Time marches by , Get along with it

アメリカ映画「黄昏」(On Golden Pond)のなかで、父親と仲たがいした娘に向かって、
母親役のキャサリ-ン・ヘプバ-ンが諭します。父親をヘンリ-・フォンダ、娘をジェ-ン・
フォンダと実際の親子実際の人間関係で演じていました。

アンタとは、これからうまくやっていけそうだな  “This is the beginning of a beautiful relationship”

イングリッド・バ-グマンとハンフリ-・ボガ-ドが主演のアメリカ映画「カサブランカ」の
最終場面でのセリフです。この映画では、一般的に
「君の瞳に乾杯」(Here’s looking atyou , Kid !)の方が有名ですが、これにも負けないシャレた文句ですね。

 

映画のセリフや音楽の歌詞を通じて、簡単ながらシャレた言い回しを覚えましょう。
なにしろ、ボブ・デイランが「ノ-ベル文学賞」を受賞する世の中です。
また、古い映画ならば、DVD500円以下の格安で購入できます。
繰り返し見れば、英語が好きになりますよ。

 

余談になりますが、清水俊二さんの「映画字幕は翻訳ではない」(早川書房)によると、
映画の<字幕>(super imposed)と<吹き替え>は、同じころ(1930年代)にスタ-トしたらしいのですが
<吹き替え>路線を目指した会社がカリフォルニア在住の日系米人(広島県出身が多い)を
雇って吹き替えたため、あこがれの俳優がみな「広島なまり」で
しゃべることになって失敗、字幕との競争に負けたと紹介されています。

 

<英語こぼれ話―その2

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