在学生インタビュー

鈴木 睦美(食料産業学科 フードコース卒業生)

山形県:天童高等学校出身

醸造微生物を活用し、付加価値を付けた食品や発酵醸造食品の開発をしたい!

※インタビュー内容は在学中のものです

コースを決めたきっかけは?

 私は食品の成分について研究したいと思い、本学に入学しました。1年次の「農学基礎実習」で初めて行った実験が面白く、この実験をきっかけにこれからも食品の成分や機能についてもっと学びたいと思い、フードコースを選択しました。



印象に残っている授業は?

 コース選択のきっかけとなった授業である「農学基礎実習」ではトマト・トウモロコシ・枝豆を大学の農場で育て、品種や農薬の有無などによる作物の生育の違いについて学びます。また、米作りも行い、田植え・稲刈りを自分達の手で行います。肥料のことから収穫まで1から農業について知れ、新しい知識ややりがいを得られました。収穫した作物は食べられるので、そこも楽しいところです。更に収穫した野菜を使って実験を行いました。

 また、フードコースの授業である「食品安全学」では衛生管理、食中毒や有害微生物など食の安全に関わる考え方や知識などを学びます。周りには食品の安全を脅かす様々な危害要因が存在することを知り、アルバイト先である飲食店では衛生管理や料理の提供の仕方など気を付けるようになりました。また、食品安全検定の内容を含む授業なので、資格取得を考えている人におすすめです。



卒業研究でやりたいことは?

 私は発酵・醸造に興味があるのでそれに関わる研究を行いたいと考えています。乳酸菌や酵母のような醸造微生物には保存性の高さ、腸内環境の改善、免疫力の向上など様々な機能が含まれています。そのため、醸造微生物を活用した付加価値を付けた食品または発酵醸造食品の開発を目指しています。


(1年次の農学基礎実習で行った実験をきっかけにフードコースに進み、食品の研究に取り組んでいます。)