在学生インタビュー

レジナ・アンチラ・ナタシャ(食料産業学研究科 食料産業学専攻1年)

インドネシア:国際ことば学院出身

先進のICT農業で、母国の大学と食農大の架け橋に!

 インドネシアからICT農業を学びに留学しているレジナさん。
 新潟食料農業大学で学びながら、夢はどんどん具体的に、大きなものになってきているそう。



日本留学のきっかけは農業の最新テクノロジー

 私は進化している日本の農業のテクノロジーを学びたいと思い、インドネシアから留学しに来日しました。日本は特にお米が有名で本当においしいと思うし、新潟のコシヒカリはすごいなと驚いて新潟に来ました(笑)やはりテクノロジー分野において日本は素晴らしいと思います。



「食料」と「農業」を一緒に学べる新潟食料農業大学

 数ある日本の大学の中でも、「食料」と「農業」を一緒に学べるという新しいコンセプトは珍しく、インドネシアにもありません。もともと私は祖父母と一緒にパパイヤを植えて育てるなど農業が身近であり、このコンセプトに惹かれて留学先に選びました。

これまでで一番面白かった授業が、ICT農業です。AIの画像認識で赤いトマトだけを収穫したり、ロボットが植物を栽培するなど、テクノロジーの進化を感じています。特に注目しているのが、より栄養を吸収しやすくなるように植物を土に植えるのではなく、スプリンクラーや霧で栄養を与えて空気中で育てる最新技術。今は先生が作った新しいセンサーを勉強しながら管理したり学びを深めつつ、卒業研究としてこの霧で植物を育てるシステムを開発しているところです。



卒業後は大学院へ、その先は母国と世界とをつなげたい

 大学卒業後は大学院へ進学し、引き続きICT農業の研究を追求していく予定です。
 その先の、大学院卒業後は研究者としてインドネシアに戻って、インドネシアの大学と食農大を連携させることが私の夢です。ちょっと大きな夢ですが、実現出来たら素晴らしいんじゃないかなと思います。



STUDENT's COMMENT


学外での活動も充実しています。
新潟の国際交流会の留学生委員会や国際交流推進委員会に所属して、県内の大学生とコラボしたまちづくりや、小学校で英語指導にも挑戦しています。