在学生インタビュー

石井 英明(食料産業学科4年 フードコース)

新潟県:第一学院高等学校出身

6次産業化や農作物の高付加価値化などに取り組み、新潟の食品を広めたい!

私の今

Q1.食の分野に興味を持ったきっかけ、所属コースで学んでみたいこと

 小学校や中学校では農業体験のようなものをしており、そのころから興味はありました。高校時代には園芸部に所属していて、文化祭で自分たちが育てた野菜を使ったピザを提供し、褒められたのが大きなきっかけでした。自分の手で作って楽しかったですし、食べてもらうのも嬉しかったので、食がもつエネルギーを強く感じることができました。
 フードコースに決めたきっかけは、食品に関わる資格を目指せるからです。新潟県の美味しいものを普及させたいという動機で本学に入ったので、食品の美味しさや安全について学んでいきたいと思っています。特に研究したい分野としては、県産の果物や野菜の加工について研究したいです。




Q2.これまでの授業で印象的だったもの

 新潟県と信濃川の歴史、県内の食材について学んだことが印象に残っています。特に信濃川の話では、分水ができる前は腰まで浸かって稲作を行っていたという話にはとても驚かされました。数多の洪水を乗り越え河川を整備し、日本一の稲作地帯が出来上がったというのは、非常に興味深く思いました。



私の未来

Q3.これからの日本・世界の「食」について

 グローバル化が進むにつれて、農村の食文化が失われつつあります。しかし、地域の食材を活用して、地域おこしにつながるようになればい良と考えています。地域の食材を使った新たな料理や、観光客向けの商品など、加工の面からも地域を支えていけたら良いなと考えています。

Q4.将来の夢

 将来は、6次産業化や農作物の高付加価値化などに取り組みたいです。新潟県の食材を食べながら育ってきた中で、新潟の食材は質がよく種類も豊富であるのに、県外の方にはあまり知られていないと感じています。自分が美味しい物を食べるのが好きということもあり、私は加工の面から新潟の農業を支えていきたいです。
また、6次産業化などに取り組むにあたって、農家さんやマーケティング業界の考え方も理解しておく必要があると思います。この学校では、それぞれコースには分かれますが、選択科目として他のコースの授業も履修することができるので、他の分野に関する理解も深め、自分が橋渡し役となれるような人材になりたいと考えています。



Message for You

 この学校は、農家さんの後継ぎや商業高校出身の人など、分野の垣根を超えた人が集まるところだと感じています。専門分野を学ぶだけでなく多様な価値観を知ることができると思うので、多くの分野に触れてみたいという学生さんはぜひこの学校で学んでもらいたいです!


(座学だけではなく、実習も多くあり、実践力を身につけることができます。)