在学生インタビュー

手代木 聡太(食料産業学科4年 ビジネスコース)

福島県:喜多方高等学校出身

農業×ビジネスで地元農業や食料産業が抱える問題を解決したい!

私の今

Q1.食の分野に興味を持ったきっかけ、所属コースで学んでみたいこと

 私の実家は代々米作りを営んできた農家で、幼い頃から手伝いや遊びを通して農業にふれあってきました。その中で祖父母や両親から田んぼの維持・管理や地域活動上での問題、福島県産の農産物に関する風評被害の話を聞くようになり「農村や農業にどんな問題が起こっているのだろうか?」と思ったのが農業や食料産業に関心を持ったきっかけでした。
 農業とビジネスは一見すると関係が無いように見えますが、講義や課外活動を通して味や質の良い作物を作るだけではなく「どのようにして売るのか、消費者はどんなものを欲しているのか」というビジネス的な視点も必要であると学び、私はビジネスコースを選びました。




Q2.これまでの授業で印象的だったもの

 「基礎ゼミⅠ」や「基礎ゼミⅡ」などで行う三八市への出店計画や新潟の各自治体への提案などが印象深かったです。私たちの学年はコロナの影響で実地調査や実際の店舗設営などは出来ませんでしたが、大きな計画を進めていくうえで自分の担当する仕事への責任感、チームとしての団結力、統率力がいかに大事なものなのかを学びました。



私の未来

Q3.これからの日本・世界の「食」について

 少しでも多くの方が農林水産業といった第一次産業に目を向けていくことで、農家などの生産者と消費者の皆さんが日本の第一次産業が抱える問題を共有し、それらの解決策を一緒に考えていけるようになって欲しいなと思います。私も普段の生活の中で農村の魅力や実状を発信し多くの人に農業に関心を持ってもらえるようにしようと思っています。

Q4.将来の夢

 私の地元の福島も全国の例にもれず後継者不足により農業従事者の減少、耕作放棄地の増加など数多くの問題を抱えています。そこで私は本学で学んだ農業とビジネスについての知識を地元の農業や食料産業が抱える問題の解決や6次産業化などによる地域経済の発展に活かしていければと思っています。



Message for You

 これから本学を目指す皆さんには課外活動やボランティア活動にも目を向けて欲しいです。講義で学んだ知識を実体験することでより農業や地域社会を身近なものとして認識できるはずです。皆さんの本学への合格を応援しています!


(地域住民の方と連携して取り組んでいる「炊き込みご飯プロジェクト」にも参加しています。)