在学生インタビュー

蒲生 晴紀(食料産業学科4年 ビジネスコース)

福島県:須賀川桐陽高等学校出身

お客さんを笑顔にできる野菜作りをしたい!

私の今

Q1.食の分野に興味を持ったきっかけ、所属コースで学んでみたいこと

 自営業で両親が農業を営んでいます。幼い時から丹精込めた野菜を自分たちで収穫し、販売しているのを見ており、その野菜を買っていくお客さんが笑顔になっているのを見てとてもやりがいのある仕事であると感じました。私は「農家」は私たちが生活するうえで欠けてはならない職業だと考えています。毎日の食事に彩りを与え、人々が健康に過ごし「笑顔」になれるからです。そう思い食の分野に興味を持ちました。
 ビジネスコースを選んだきっかけは、両親の顧客は自分が家業を引き継いだ時には歳でなくなっている場合があるため、新しい顧客を自分で作る必要があります。そのため、顧客が出来るマーケティングを作るにはどうすれば良いか、戦略、仕組みをこのコースで学びたいと考え、ビジネスコースに進みました。




Q2.これまでの授業で印象的だったもの

 一年次に履修した「インターンシップⅠ」が印象的でした。県内にある企業で普段は入れないような場所でどのような仕事をしているか細かく説明を聞き、初めての体験や新しい知識を得ることが出来ました。特に農園を見学した際には実際に直売所やレストランを経営しているのを見てとても勉強になりました。



私の未来

Q3.これからの日本・世界の「食」について

 食品のロスが出ない世界になれば良いなと考えます。自分が出来ることは食べ物を無駄にしてはいけない誠心が大事である事を食育として学ぶ場を提供することが重要になると考えます。

Q4.将来の夢

 実家を継ぎ、両親の様なお客さんを笑顔にできる野菜作りをしたいです。野菜を生産、販売していれば規格外の野菜や売れ残りの野菜が出てくると思います。そのような作物は自分たちで全て食べきることが出来ないためほとんどが廃棄になってしまいます。そのため、無駄が少なく効率よく売上に繋がる方法を考え、加工をすることを思いつきました。具体的には保存性の高いジャムや缶詰のような商品を作ってみたいと考えています。
 また、私の地域では高齢化により農業をする人が減少しつつあるため若者の新規農業者の支援や助言をして地域に農業事業者があふれている地域にしたいです。そして最終的には地域活性化につながれば良いなと考えています。

Message for You

 私たちの大学は食のジェネラリストになれる場所です。アグリコース、ビジネスコース、フードコースとそれぞれの分野に特化して学ぶことが出来ます。そのため将来どのような分野でどのようなことをしたいか、なりたいかをしっかり想像することが大事です。頑張ってください。応援しています!


(インターンシップⅠでは様々な企業の話を聞き、新たな知識を学ぶことができました。)