高橋 誉門(食料産業学科 アグリコース卒業生)
新潟県:加茂農林高等学校出身
高品質な「こしいぶき」の栽培方法を研究!
※インタビュー内容は在学中のものです
コースを決めたきっかけは?
アグリコースを選んだきっかけは、高校で農業を学んだことと、私の実家が稲作農家でありアグリコースで学んだことを卒業後に活かしていきたいと考えたからです。また、研究してみたいことは、実家の水稲に役立つ研究をしたいと考えています。
印象に残っている授業は?
「作物生産科学基礎実験・実習」では、畑での作物の栽培管理作業と野外での調査をしました。例えば、畑での作物の栽培管理作業では、施肥、播種だけでなく土壌改良資材、堆肥の散布などです。野外での調査では、畑圃場の土壌調査と簡易養分診断や異なる施肥法による作物の反応などを調査しました。肥料の効果や土壌について作業をしながら学ぶことができました。
また、「土壌学」の授業も印象に残っています。これは農業をする上で必要不可欠な土についての講義で、普段何気なくある土について様々な観点から学びます。例えば、地域の環境(気候、植生、地形、母材など)によって多様な土壌が生成すること、土壌の性質(物理性、化学性、生物性)と機能、土壌特性と作物生産との関係、持続性の高い農業を支える土壌の役割についてなどを学びます。
卒業研究で取り組んでいることは?
卒業研究では、水稲についての研究をしています。理由は、入学した頃からイネに関する研究がしたかったことと、研究をするなら実家の水稲に役立つことしたいと思ったからです。具体的には、高温による「こしいぶき」の品質低下が実家で起こってしまったので、高温になっても品質が低下しにくいようなこしいぶきの栽培法についての研究をおこなっています。
卒業研究報告会に向けて準備を進めています。