在学生インタビュー

仁科 樹音(食料産業学科 フードコース卒業)

長野県:佐久長聖高等学校出身

微生物の力で人々の「食」を豊かにしたい!

コースを決めたきっかけは?

 食事は人間にとって生きていくうえで重要な事です。将来、私は食で人をサポートするような商品開発を行いたいと考えています。そのため、フードコースに入り、食品の機能や、商品を生産するうえで必要な事を学びたいと思い、決めました。



印象に残っている授業は?

 「食品生産科学実験・実習」は2年生の後期の授業で、実際に食品を調理・加工・保存し、食品原料の特性、加工原理、加工方法などを化学、物理学と関連付け理解しました。この授業でローストビーフを温度や肉の種類の条件を変えて試作し、味や物性の変化を調べた際に、温度や肉の種類によって味や物性が大きく変わることに驚きや発見がありました。

 また、「食品安全管理システム論」も印象に残っています。「食品安全管理システム論」は食の安全・安心を確保するため、食品微生物、農薬、アレルギー物質などの危害要因や、HACCPに基づく食の安全管理システムを学びます。食を扱う人は食品の安全性の確保することが必要不可欠な事であり、食品工場など食品を扱う場所に見学に行くようになった際に以前よりもどのようにして食品の安全が確保されるかを気にかけるようになりました。



卒業研究でやりたいことは?

 私の目標が微生物の力によって人々の食を豊かにするため、私はフードコースの中の発酵・醸造ユニットに所属しました。卒業研究内容は具体的にはまだ決まっていませんが、目標に近づくために微生物のさらなる可能性を見つけたいと思います。特に発酵食品で好きな納豆についての研究ができれば良いと考えています。


(バスケットボールサークルに所属し、コロナ前の地域の大会では見事準優勝を果たしました。)