在学生インタビュー

笹川 幸太朗(アグリコース)

この分野に興味を持ったきっかけや、授業のこと、将来のことを聞いてみました!

食農大に進学したきっかけは?

実家が兼業農家で、水稲を中心に畑でも多くの作物を栽培しています。新型コロナウイルスなどで様々な変化をしていく世の中を感じ、幼い頃から当たり前だと思っていた食を支える「農」の分野が世の中でどのような存在であるのかを学びたいと感じ、興味を持ちました。



兼業農家の未来

農業の世界でも高齢化が進み後継者不足に悩む農家が増えてきています。私は「兼業農家」という農業の在り方を大切にし、新しい形で広めていきたいです。現在は農業法人など大規模経営の農業が注目されていますが、それとは別に、普段は別の仕事をしながら、一方で副業のような感覚で営む農業によって、小規模ながらも食料産業に携わることのできる農業経営で、農業に興味を持つ人の就農のモデルになりたいです。



最先端技術を学ぶ

食の基盤を担う農業は、気候変動や人材不足など多くの課題に直面しています。従来のやり方では成り立たなくなってきている農業を持続可能な農業にするために、ドローンなど先端技術を取り入れたニューノーマルな農業の在り方や様々な技術について研究したいです。



実習を通して仲間ができる

1年生の前期で履修する「食料産業基礎実験・実習」はこの大学ならではの特徴的な授業です。農作業の経験が少ない、若しくは無いという人はもちろん、農業経験がある自分でもその地域の気候、土壌、育てやすい作物、それらを取り巻く環境下における作業の難易度など多くのことを実践的に学ぶことができます。また実習を通じて様々な人と関わることで、コミュケーションが取りやすく、友人もたくさんできました。



高校生へメッセージ

本学では食・農・ビジネスと幅広い分野について学ぶことができます。ここでしか学べないことがたくさんある本学で自分の興味を日本や世界の食の未来に生かしてみませんか?