【授業紹介】「動物生産学概論」にて株式会社ニジボックス UI/UX制作室    中井 潤 様による講義を実施

食農大の日常 2020.2.4

1月24日(金) 2年次科目「動物生産学概論」にて株式会社ニジボックスUI/UX制作室 UXグループ マネジャー 中井 潤 様をゲストスピーカーに迎えて講義を実施しました。

 

「動物生産学概論」は、家畜や魚などの生物学的特質や生産技術に加えて加工・流通・販売を学ぶ授業です。

畜産や水産においても、マーケットインの発想、すなわち、消費者や市場のニーズを重視した生産が重要であるとされますが、今回の講義では、どのような考え方・手法を用いて、消費者のニーズを生産者に届けるのかについて、UXデザイナーの中井様に講演をお願いしました。

UX(ユーザーエクスペリエンス)デザインは、一般的にはwebサイトをユーザー側の目的・視点に立って総合的なユーザー体験を作り込む仕事です。しかし、中井様は、webサイト作成の粋を越えて、「企業のあらゆる部署とUXの視点を共有して、一丸となってサービスを運用して行く」方向に踏み出して、webサイトの改良を行うだけではなく、定量的、定性的解析を通して消費者ニーズを明確にして、クライアント企業とともに新ビジネスの立ち上げに関わっています。

講義では、UXデザイナーとグロースハッカーの違い、消費者ニーズの解析手法などを説明いただきました。最後には、Google元CEOエリック・シュミット氏の “Fail Fast, Fail Cheap, Fail Smart” という言葉を引用し、じっくり考えて良いものを作り上げてから世に問うのではなく、方向修正をする前提で顧客に問いながら良いものにして行くほうが、早くゴールにたどり着くとの信念をお話しいただきました。

新規事業を立ち上げる時には直線的に成功に向かえるように思いがちだが、実際は失敗や紆余曲折の末に成功に結びつくものであり、学生の皆さんは、今後失敗することも多いと思いますが、失敗は「上手くいかない方法を学んだ」と思うことが大切ですとアドバイスをいただきました。

中井様には貴重なご講演をいただき、中井裕副学長のファシリテーションによる受講者との活発な議論にもご参加いただき感謝いたします。中井様、ありがとうございました!

 

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