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【11/11(月)】吉野家ホールディングス安部会長による特別講義が実施されました

11月11日(月) 1年生の共通科目である「フードサービス論」にて、大手外食チェーン企業である株式会社吉野家ホールディングス会長であり、当大学の特任教授である安部修仁氏による特別講義が行われました。

 

今回の講義は、社会連携・企業連携の一環として一般社団法人日本フードサービス協会との連携に基づき、広くフードサービス産業に関わる人材を育てていくことを目的として実施されました。安部会長は外食産業の誕生から今日まで長きにわたり業界の発展に貢献されてきた方です。

 

講義のテーマは、「フードサービスビジネスの社会的役割と将来への期待」~吉野家の歴史から学ぶ~です。

吉野家の歴史を軸に、「食」、「人」、「仕事」に焦点をあて、ビジネス戦略から仕事に対する姿勢、人生観まで幅広いお話を、時にユーモアを交え、時に熱く語りかけてくださいました。

「オヤジ」と呼ぶ創業者の仕事への情熱に導かれ「尋常ではない」売上を達成したこと、倒産や2004年のアメリカでのBSE(牛海綿状脳症)の発生による牛丼の一時販売休止などの危機を乗り越えたことについて、リアルなエピソードが次々と飛び出しました。

 

安部会長のアルバイト時代から携わってきたフードビジネスの現場でのお話は、とても臨場感があり、学生達の真剣に聞いている様子がとても印象的でした。

 

また、最後には安部会長よりこれから社会に出ていく学生達に、熱いメッセージをいただきました。

 

学生達からは、「ライバル企業との違いはどこですか?」「20代でやっておくべきことは何ですか?」など、多くの質問が上がり、白熱した講義となりました。

 

参加した学生は「人生の為になるお話を聞くことができてよかった」と話していました。

 

学生にとっては、日頃の学び舎にいながら日本を代表する外食チェーン企業の会長のお話を聞くことができた、大変貴重な機会となりました。


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