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【授業紹介】<起業イノベーション論>

6月8日(火)、今回の起業イノベーション論では、米、醸造、発酵の分野における老舗企業の事業継承などに取り組む和僑商店ホールディングス 代表取締役 葉葺 正幸様にお話いただきました!

和僑商店ホールディングスの事業内容から社会に出て働くときに大切な考え方、心の持ち方までお話いただきました。

 

銀座のおむすび屋からスタートした会社でしたが、今では株式会社和僑商店、今代司酒造株式会社、株式会社峰村商店、越後味噌醸造株式会社、株式会社小川屋を事業会社に持つ持株会社です。

そこまでに至る経緯を、おむすび屋創業期の苦戦、困難からお話しいただきました。

今では麹ブームの一翼を担うほどの大人気店に成長し、数々の賞を受賞したり、大規模イベントを成功させたりするなど活躍の場を広げていらっしゃいますが、さらに挑戦を続けている葉葺社長。

今挑戦している事業についてもお話してくださり、学生は熱心にメモを取りながら聞き入っておりました。

そして講義終盤では、「何を心に描くか(=なりたい自分を明確に心に描く)」ことが大事だと教えていただきました。

世の中の全てのことは「対」になっており、バランスが取れている。つまり、困難に直面し、問題が発生したら同時に解決策も生まれているという「モノの見方」をお話いただきました。

また、葉葺社長が実際におむすび屋を経営していた際に「おにぎりを作って売る仕事」と考えるのではなく「おにぎりを通じて日本の食文化を伝える仕事」と考えを変えた際に有意義なものになったと教えていただきました。

具体的な目標(将来なりたい自分の姿)を心に描き、それに向かって一生懸命取り組むことが大事だと将来を考えている学生に熱いメッセージを送ってくださいました!

 

和僑商店ホールディングス 葉葺 正幸様、お忙しい中ありがとうございました。


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