土井 もとみさん
静岡県:島田高等学校 出身
1年生ながらサークルを創設し、学外のボランティア活動でも積極的に活躍している土井もとみさん。
本学進学の決め手や、学生生活の魅力、受験生にオススメしたい本学のポイントなどを聞いてみました!
教えて!本学に進学した理由!
Q.食や農業分野への進学を考えたきっかけは?
食品に興味を持ったきっかけは、小学校の時からたまに趣味で料理をしていたことでした。自分が作ったものを友人や家族に振る舞うと笑顔になることが何よりうれしくて、そこから将来は食品を自ら作る人になりたいと考えるようになりました。
はじめは菓子開発者に興味がありましたが、高校の時にコンビニスイーツの開発者にお話を伺う機会があり、もともと食品の素材加工(小麦粉などの製粉企業)に携わっていったと教えていただきました。そこで、私も素材の知識を深堀して、食品そのものをはじめから学びたいと決意し、食・農業分野に進学を決めました。
Q.受験勉強で取り組んだことは?
受験期は授業含めて毎日10時間以上勉強していました。国公立志望だったので、基礎が命だと思い同じ問題を何度も繰り返し解いていました。わからないこと、つまずいたことは放っておくとまた同じミスの繰り返しになるので、解説を1度読んでから、これでもか!というぐらい繰り返し解き直しました。同じ間違いをしていた友達に理解できたことを共有したり、納得するまで先生に教えていただいたりもしました。また、自分の得意・不得意を見極める力は受験、大学だけでなくそれ以降でもきっと必要だと思い、見聞きしたことも小さいノートに分析していました。
ただ、自分の体調をおろそかにしていたので、もう少し落ち着いて勉強していたらよかったなと反省しています。自分をほめて立ち直るのも受験の1つだったんだと終わってから気がつきました。
Q.受験を振り返って、今に活きていることは?
どんなことでも細く長く根気よく続けていくことです。がっつり毎日勉強は経験上長続きはしませんでした。ゆっくりでもいいので、焦らず続けることで身につくことを受験勉強を通して知りました。
そのため、大学の定期試験前はあまり身構えないよう、毎日ちょっとずつ講義で習ったことに触れ、帰りのバスで少しでも復習するようにしています。これをやり始めてから自然と知識がついて、ものの見方が豊かになったような気がします。問題を友達に説明することも表現力が鍛えられて、大学のプレゼンテーション発表の時に助かりました。
Q.最終的に本学進学の決め手となったことは?
開学6年目で、まだまだ学生が自由に創造できる大学であり、自分がやりたいことが全て集結しているので本学への進学を決めました。また、私立大学は環境が整っていて新しいことに即挑戦できるメリットもあるため、社会に出て即戦力になるために自分を磨いていくためにはこの大学しかないと思い、決めました。
教えて!食農LIFE
Q.本学に入学して良かったと思えることは?
まわりの学生や先生方がかなり積極的で、自分の話を正面からしっかりと聞いてくれたり、基礎から専門知識までを詳しく細かく教えてくださるところです。「これをしたい!」と思ったらサークルを創設したり、ボランティア活動に参加したりしている活動的な友人も多くおります。
また、駅からキャンパスまではスクールバスで15分ほどかかります。「実習で育てている稲がどこまで成長したか」「サギが飛んでいるからあの田んぼは有機栽培をしているのか」など、バスの車窓から観察できるところも食農大の魅力の1つだと思っています。
Q.印象に残っている授業は?
比良松先生の「栽培学概論」の講義です。一番印象に残っているのは、「東北食べる通信」編集長の高橋博之さんのプレゼンテーションの紹介でした。生産者と消費者を結びつける方の見解から、現在の生産現場を学びたいと心の底から思うきっかけとなった授業でした。また、毎回講義の後半に、比良松先生が授業の話題に出した作物や旬の作物を使って実践調理します。それを、今度は自分の家で自炊するレポートがあり、料理しながら作物自体から栽培方法も学べるので毎回様々な作物に強い印象を受けます。
Q.どのような学生生活を過ごしていますか?
私は1人暇な時間が嫌いなので、ほぼ家の外で誰かと過ごしています。「大自然サークル」を自分で創設して土日にハイキング、長期休みには田舎宿泊体験学習などを月1~2回行っています。また、新潟の魅力発信の取材活動、フリーペーパーの制作などを行っている「にいがた鮭プロジェクト」にも学生チームとしてボランティア参加しています。異なる大学・学部・学年の学生や取材で出会った方々との交流が多く、毎回新鮮な気持ちで楽しく活動しています。自宅ではなるべく自炊して、朝はウォーキングかランニングをして体調管理をしています。
Q.高校時代より成長したと感じることは?
人に触れる機会が高校時代の何倍か増え、自分の考え方がかなり変わったと思います。高校生の時は人見知りで、教室で静かにしてるような性格でしたが、大学に入ってからは「自分をアップデートしよう!!」と思い、やりたいと思ったことはその場その時に行動を起こすようになり、決断力と判断力が身につきました。
受験生へのメッセージ
受験なんてほんの一瞬!!その一瞬をどこまで自分のために頑張れるかが受験の醍醐味です。1番伝えたいことは、自分で自分のぶれない軸を作ることです。やりたいこと、知りたいこと、遊びたいこと…これが大学生の原動力だと思います。受験をばねにしてのびのびと一緒に成長しませんか。
新潟で、食農大で待ってます!