在学生インタビュー

加藤 梨奈(食料産業学科4年 フードコース)

群馬県:前橋育英高等学校出身

安全に食を楽しめる食品開発や精度の高い検査ができる人になりたい!

私の今

Q1.食の分野に興味を持ったきっかけ、所属コースで学んでみたいこと

 実家が農家を営んでおり、直売所の売れ残りや、商品にすることができず消費もできないという理由から多くの廃棄野菜が出てしまっていました。その状況を見て、「こんなに新鮮で美味しい野菜なのにもったいない、この野菜を活用できる方法を学びたい」と考え、食の分野に興味を持ちました。
 1年生の時にコース関係なく様々な授業を受けた中で一番興味を持ったのがフードコースに関係する内容の授業でした。普段食べている食品について科学的に知りたいと思いフードコースに決めました。私は、食品の安全性について興味を持っているので、ふぐ毒などの食中毒に関する研究をしたいと考えています。また、農作物の加工の仕方について学び実家の野菜を活用できる方法を学んでいきたいと考えています。




Q2.これまでの授業で印象的だったもの

 2年生前期に履修した「食品化学」の授業が印象に残っています。自分たちが普段口にしている食品に含まれている物質がどのようなものなのかや冷たい飲み物には砂糖(スクロース)を使用しない理由などを学ぶことで日常生活の中で食品に対する見方、考え方が変化しました。



私の未来

Q3.これからの日本・世界の「食」について

 今、世界中で問題となっている「飢餓」により多くの人や子供たちが命を落としています。この飢餓で苦しむ人をなくし、平等に食事を摂れるような世界になれば良いと考えます。そのために小さなことではありますが、賞味期限がすぎる前にフードバンクに寄付を行ったり、食べきることができる分だけの食品だけを買うなど食品ロスを減らすような取り組みをしてきたいと考えています。

Q4.将来の夢

 将来は、食品安全の検査をする研究機関に就職したいと考えています。兄がアレルギーを持っているのでアレルギーに対する関心が強く、将来は食の安全性、特にアレルギーに対する検査や研究をしたいです。そして、消費者がより安全に食を楽しめるような食品の開発や精度の高い検査ができるような人となり活躍していきたいです。この大学で学んだことを活かして食中毒やアレルギーなどで苦しむ人やなくなる人を自分の力で少なくしたいです。



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(オープンキャンパスでは学生スタッフとして活躍中。学外で行っている活動について発表しました。)