食農大の日常
【授業紹介】インターンシップⅠ 実地研修を実施しました!(胎内市)
1年生のキャリア科目「インターンシップⅠ」は、新潟市と胎内市にて企業見学を行います。
学生たちは事前に企業調べや当日の質問内容の検討などの準備をすすめ当日に臨みました。
10月9日(土)、胎内市内の企業見学が実施されました。
1社目は、ロイヤル胎内パークホテルにて、ホテルの他、周辺観光施設を複数経営されている、株式会社胎内リゾートの会社概要等をお伺いしました。
説明を聞いた後は、3班に分かれて、ホテル内の客室や露天風呂、レストラン等もご案内いただきました。
残念ながら、衛生管理上、レストランのバックヤードは拝見できませんでしたが、客室などから見える絶景は大変素晴らしく、また特別室や結婚式で使われる施設も見学させていただき貴重な経験となりました。
自由時間には、お土産品などを購入。この後お昼休憩が控えている事もあり、米粉パン屋さんにて、サンドイッチやコッペパンが人気でした。
午後からは、3班に分かれて、3ヶ所を入れ替わりで回りました。
2班のコースは、JA胎内市からスタート。
JA(農業協同組合)の概要を伺い、JA胎内市や胎内市の農作物についてお伺いしました。
中には、事前学習ではじめて、共済事業や信用事業等を知った、という学生も。
また、1年生ながら就職を意識した質問もあり、熱心にお話を伺っていました。
説明を伺った後は、隣接する直売所「ふれあい逢菜館」へ。
旬な野菜や果物を購入する学生の姿も見られました。2班は最初の見学地だったこともあり、控えめだったようですが、最後の見学地として訪れた班は、お惣菜など夕食を意識した買い物もしていたようです!
続いて、新潟製粉株式会社 第二工場へ。
米粉の製粉工場となっており、新潟県が技術開発した「微細製粉技術」について、映像も拝見しながら説明を伺いました。
スーパーやコンビニで見かける米粉パンや、最初に訪問した「ロイヤル胎内パークホテル」で学生たちが購入していた、米粉サンドや米粉コッペパンにも、新潟製粉の米粉が使われているということで、より身近に感じることができました。
続いては、チューリップ等花卉生産を大規模に行っていらっしゃる水澤園芸へ。
この時期は、チューリップ等のお花を見ることはできませんでしたが、12月頃に出荷を控えているものや、球根などをハウス内で見せていただきました。
胎内市はチューリップの一大産地という事ですが、水澤園芸さんほど大規模に経営されている農家さんは数少ないそうです。
春先、一面にチューリップが咲いている様子も、写真だけでなく実際に見てみたくなりました。
新型ウイルス禍において、何度も同じ説明をしていただくなど、ご迷惑をお掛け致しましたが、ご協力いただきました企業様、大変ありがとうございました。
参加した学生にとって、改めて胎内市の魅力を知る事ができ、今後の学びに繋がる有意義な時間となりました。