食農大の日常
【授業紹介】商品開発の実際例を知ろう!<食品開発・製造論>
「食」「農」「ビジネス」すべての基礎を学ぶ1年生対象の必修科目『食品開発・製造論』では今後、各コースに進み専門知識・技術を理解、修得するための基礎力を身につけます。
11月5日(金)の授業では本学客員教授でもある日東アリマン株式会社 専務取締役 生産本部長 佐久間 欣也様より「商品開発の実際例」と題して特別講義を行っていただきました!
カゴメ株式会社様や丸美屋食品工業株式会社様とも共同研究をされている日東アリマン株式会社様。
どのような商品開発の道を歩んできたのでしょうか?
最初に主要製品の紹介と製法の概略についてご紹介。
加工品の殺菌温度が商品によって異なることを学びました!
次に製品開発のポイントについて事例を用いて教えていただき、素材の品質特性を活かすことや社会的な背景から消費者のニーズを読み取ることの重要性を学ぶことができました。
さらに「無菌包装米飯(=パックご飯)」の開発と製造について詳しくご説明いただき、食品の安全性とおいしさの課題を解決するために行ってきた研究や技術改良について、動画も交えながら教えていただきました。
最後には商品開発において大事とされている「安心・安全のエビデンスの蓄積」「お客様視点での設計・評価」についてお話していただき、常に進化し続ける心構えが必要であることを学びました。
普段の授業では聞けない貴重なお話をうかがい、学生たちは熱心にメモをとりながら臨んでいました。
今後の学びにぜひ活かしてほしいですね!
佐久間様、お忙しい中、大変ありがとうございました!