食農大の日常
「アジアから世界を知る!」国際理解セミナーを開催しました!
本学では新潟県国際交流協会より委託を受け、新潟県が重点的に交流を進めているアジア地域を中心に、外国への関心を高め歴史・文化などの理解を深めることを目的としたセミナーを開催しています。
2019年はベトナム、2020年は韓国、そして2021年は中国をテーマとして開催し、いずれの回も多くの方々からご参加いただきました。
本学として4回目の開催となる今回は「インドネシアの食と農」をテーマとし、11月3日(木)の文化の日に開催しました。なお、今回はこれまでと同様、新型コロナウイルス感染防止対策を講じた上で本学胎内キャンパスにて対面参加方式で実施するとともに、オンラインでご参加いただけるWeb配信方式もあわせて実施し、合計45名の方々にご参加いただきました。
本学副学長の中井裕教授による講話では、インドネシアと日本との関係、そしてインドネシアと本学との関係やインドネシアの食・農に係る様子が紹介され、日本とインドネシアの小麦の需要動向や貿易フローから食料安全保障などについてご説明いただきました。
また本学に在籍するインドネシア出身留学生を代表し、3名の留学生(4年生;1名、2年生;2名)から、日本へ来たきっかけや本学を志望した理由、そしてインドネシアの言語や地理・歴史・宗教・文化と様々な角度からインドネシアについての紹介をするとともに、インドネシアと日本の農業の比較、インドネシアの普段の食事、特別な時に食べられるお祝いの食事、日本と似ている食べ物などについて発表していただきました。
また発表した3名以外にも、今年入学したインドネシア出身の1年生留学生3名もスタッフとして参加し、質疑応答の際には、1年生スタッフも共に、参加者からの様々な質問に答えていました。
留学生は発表だけではなく、参加者の受付や会場のご案内、セミナー終了後の懇談を通じて、地域の方々とも交流させていただきました。ご参加いただいたみなさま、誠にありがとうございました。
今後も本学では、食と農を通じた国際交流を積極的に推進して参ります!