食農大の日常
「アジアから世界を知る!」国際理解セミナーを開催しました!
本学では新潟県国際交流協会より委託を受け、新潟県が重点的に交流を進めているアジア地域を中心に、外国への関心を高め歴史・文化などの理解を深めることを目的としたセミナーを開催しています。
2019年はベトナム、2020年は韓国、2021年は中国、そして2022年はインドネシアをテーマとして開催し、いずれの回も多くの方々からご参加いただきました。
本学として5回目の開催となる今回は「ベトナムの祭と食」をテーマとし、11月3日(金)の文化の日に開催しました。
昨年度に引き続き、本年度も対面で実施するとともに、オンラインでご参加いただけるWeb配信方式もあわせて実施し、合計53名の方々にご参加いただきました。
本学副学長の中井裕教授による講話では、中井副学長がベトナムへ行った際の写真を見ていただきながら、当時のお話しをしていただきました。また、本学のベトナム人学生が胎内にて行ったベトナム野菜プロジェクトについての紹介をしていただきました。
その後、本学に在籍するベトナム出身留学生を代表し、3名の留学生(3年生;2名、1年生;1名)から、日本へ来たきっかけや日本での生活における感想、そしてベトナムの面積、人口、日本との経済的な関りといった基礎情報の説明後、ベトナムにおける大切な祭と食事、日本と似ている料理などについて発表していただきました。
質疑応答では、会場からもオンライン上からもベトナムの食についてはもちろん、歴史や文化に係るところまで幅広い質問を多くいただき、大変盛り上がりました。
アンケートでも「現地で生まれ育った留学生からの話で臨場感があってよかった」「今までベトナムはとても遠い国と感じていたが、1年の行事など似ているとことも多く、とても身近で親しみを感じた。できれば行ってみたいと思った」等のコメントをいただきました。
留学生は発表だけではなく、参加者の受付や会場のご案内、セミナー終了後の懇談を通じて、地域の方々とも交流させていただきました。ご参加いただいたみなさま、誠にありがとうございました。
今後も本学では、食と農を通じた国際交流を積極的に推進して参ります!