教育研究情報
新潟県立新発田南高等学校との高大連携協定式を執り行いました
新潟食料農業大学は、双方の教育の質向上と地域社会への貢献を目的に、新潟県立新発田南高等学校と3月28日(金)に高大連携協定を締結いたしました。
【協定の主な内容】
・探究学習・課題研究の支援
・本学の分析機器を用いた実験・実習
・本学での施設・授業見学の受け入れ
・高校生と大学生の交流の促進
・教育に関する情報交換および教員間の交流
新発田南高等学校と本学は2019年に「アグリ」「フード」「ビジネス」の3コースの教員による出張講義を2回実施し、1学年,2学年を対象とした大学見学会を実施いたしました。
その後、コロナ禍の影響で連携活動が停滞しておりましたが、2024年10月に普通科1学年全員を対象に「地域活性」「環境問題」「食品ロス」「食文化」をテーマとした模擬講義を実施いたしました。その後、生徒自身で設定したテーマで探究学習を進め、優秀者の学内発表の場に本学教員をお招きいただき、コメンテーターとして連携するなどの探究学習の支援を行ってまいりました。
本協定を通じて、新発田南高等学校と本学は高校生が地域の魅力を再発見し、新潟の食や農業、観光、環境問題に興味を持つ機会を提供します。また、学びのモチベーション向上や進路選択のサポートを行うことで、県内進学・県内定着を促進し、新潟の未来を支える人材を育成することを目指します。今後も両者は協議を重ねながら、連携の枠組みを拡大し、地域社会の発展に貢献する教育活動を推進してまいります。