ワインブドウの魅力を体感! ~実力派ワイナリーでワインづくりを学ぶ~

胎内高原ワイナリーの栽培と醸造の責任者の方に教えてもらいながら、ワインブドウの栽培を行っています。ワインづくりの中心は醸造だと思っていましたが、「ワインの味の95%以上はブドウで決まる」といわれて、あらためて原材料の大切さに気付くことができました。
食料産業学科 アグリコース 卒業生
大井 望里
(山形県:庄内農業高校出身)
※活動内容は2019年時のものです。
胎内高原ワイナリーとは
胎内市が運営するワイナリーで、無肥料 ・無除草剤 ・無化学農薬 でワインブドウを栽培しています。国際ワインコンクールで2年連続で金賞を受賞しています。
プロジェクトの様子
胎内平野と日本海を見渡せる高坪山の中腹にワインブドウ畠があります。授業の空き時間を使って、毎週1回、朝から昼まで作業を体験させてもらいました。
坂井地区探検
ワインブドウの栽培には様々な工程があります。1房により多くの栄養が届くように、枝の数を減らす剪定や、病原菌の繁殖を防ぐために混み合って生えていた副梢や葉っぱを取ったり、強風で枝が折れるのを防ぐ枝入れとよばれる作業を行いました。胎内高原ワインのブドウは、無肥料、無除草剤、無化学農薬で育てているので、畑ごとにブドウの様子が違うことを発見できて面白かったです。
副梢取り
枝入れ
収穫
ブドウの栽培の他にも、醸造所を見学させてもらったり、他のワイナリーや酒屋さんを紹介していただきました。そこで、ワイナリーのイベントスタッフとして、ワインを販売する立場でお客さんと接する貴重な経験をさせてもらいました。
私がかかわったブドウがワインに!
挑戦したい想いは、言葉にすれば実現する。

本学の授業にワインづくりはありませんが、先生が胎内市の方と話をしてくれて、このワイナリーでの作業体験が実現しました。ブドウの生産からワインへの加工、そして販売まで行うワイナリーで、本学で学ぶフードチェーンを1年目から実際に体験できたことも良かったです。それに「景色のいい場所でワインづくりをしてるよ」って友だちに言えたらなんかオシャレでかっこいいですよね。
ぜひ、後輩になる皆さんも、挑戦したいことがあったら、声に出してみてください。きっと先生方がサポートしてくれるはずです。
※インタビューは2019年時のものです。