米上がれ神楽米 ~耕作放棄地での昔ながらの米栽培~(胎内市坂井地区)

2020年はソーシャルディスタンスを保って田植えをしました!

坂井地区で使われなくなった田んぼをどうするかという話し合いから始まり、地域の方々と一緒に考える中で、農薬を使わずにお米を栽培する活動が始まりました。米作りだけでなくお祭りや行事にも参加しており、地域の方々からたくさんのことを教えてもらっています。2021年度からは地域の作物を使った、”オリジナル炊き込みご飯の素”を開発するプロジェクトを進めています。

胎内市坂井地区について


坂井地区は、山脈からの雪解け水を利用し、自然に寄り添った棚田での栽培を続けているので、昔から美味しいお米がとれる地域として知られています。




プロジェクトの様子


機械を使わずに手力を合わせて手植え!

待ちに待った収穫!前日の雨で稲が倒れてしまいましたが丁寧に刈っていきます

田んぼの看板をみんなで作成!

昔ながらの手押しの除草機に挑戦!

2019年の夏には地域のお祭りにも参加!

Message for YOU

ものを作り上げる楽しさを体感できる!


坂井地区での活動を通して、地域の方々との交流や一緒にものを作り上げることにとてもやりがいを感じています。農薬を使用することなくお米を栽培しているので、除草など大変なこともありますが、何より活動が本当に楽しいです!開学時から現在まで、活動を続けられているのも坂井地区の方々の協力のおかげなので、今後は坂井地区で研究を行い、その成果を持って地域の方々へ恩返しができたらと思っています。胎内市の広大な自然の中で、地域や農業に触れながら本学の学びを活かす場所がここにあります!

食料産業学科 アグリコース卒業生
沖津 和明
(神奈川県:湘南学園出身)

※インタビューは2019年時のものです。