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新潟食料農業大学イラストサークル 胎内市の伝統的な朝市:三八市の看板を制作

本学のイラストサークルが制作した胎内市の朝市:三八市の看板が設置されました。

 

胎内市では300年以上の伝統ある朝市:三八市を管理・運営しています。本学ではマーケティングやマネージメントを学ぶ課外授業の一環として、この市に毎年出店おり、その縁もあって胎内市よりイラストサークルへご依頼いただいたことがきっかけです。

 

看板は市場の会場である熊野若宮神社付近に設置されました。

撮影に訪れた当日は朝から雨空でしたが、間もなく雨は上がり、市場の新しいシンボルとなる看板は青空の下で鮮やかでした。

 

看板制作について、胎内市のご担当 商工観光課の佐藤尚哉氏にお話を伺いました。

―――制作にいたった経緯は?

佐藤氏「以前設置していた看板の老朽化に加え、掲載されている出店情報も古いままであったので、看板の新調を行うことになりました。そんな折、毎年出店している新潟食料農業大学さんにイラストサークルがあることを知りました。高齢化が進む地域のイベントに若い世代の参画の機会を増やし、地域の活性化につながればと思い依頼したのがきっかけです。」

―――完成したご感想は?

佐藤氏「大学にお話を持ち掛けたのが2021年3月ころ。丸1年掛けた企画となり、完成して大変うれしい気持ちです」

―――今後の展望をお聞かせください

佐藤氏「今回制作していただいたデザインは、市場のシンボルとして看板という形で世に送り出しました。このデザインはほかの用途も検討し、胎内市内外問わず三八市の存在をPRすることに使用できたらと考えています」

 

また、看板のデザインを行った新潟食料農業大学イラストサークル 4年生の沖元文穂さん、見原優衣さんはこのようにお話ししてくれました。

―――制作をしてみての感想は?

沖元さん「難しかったです(笑) 三八市のイメージと求められるデザインの考案、それにサークル内で挙がった複数個のデザイン案の絞り込みが思った以上に大変でした。」

―――この活動を通じて感じたことは?

沖元さん「イラストサークルの活動を学内外に広められる良い機会かなと感じます。また、地域とともに大学やサークルも発展させていきたいですし、今後も地域とかかわる活動を続けていきたいです」

―――後輩へのメッセージをお願いします。

見原さん「地域社会と実際に関われる挑戦的な課外活動が行えること、それを通じて地域に貢献できることを知ってもらいたいです。そういった機会を先生方や行政の方は熱心に提供し、協力してくださります。ぜひ在学中にいろいろなことにチャレンジしてもらいたいです」

 

本学では今後も地域と密接に関わり、地域の方と学生との協働で胎内市の発展に貢献していきます。

次回の活動にも、ぜひご期待ください。


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