クラブ活動
【自転車競技部】クラス3Bで廣瀬大地選手と長谷川礼音選手が1、2フィニッシュ、松井颯選手がクラス3Aで 2位。新たに3名がインカレ出場権獲得

左から長谷川選手、松井選手、廣瀬選手
6月1日、滋賀県東近江市ふれあい運動公園で行われた全日本学生ロードレース・カップ・シリーズ(RCS)第4戦 東近江ラウンドに参戦しました!
大会結果
クラス3A
松井颯選手(食料産業学科1年) 2位(クラス2昇格及びインカレ出場権獲得)
谷畑希一選手(同2年) 4位
クラス3B
廣瀬大地選手(同1年)1位(クラス2昇格及びインカレ出場権獲得)
長谷川礼音選手(同1年) 2位(クラス2昇格及びインカレ出場権獲得)
吉井魁選手(同1年) 18位
クラス3Aでは、松井選手が最後のスプリントで2位に入り、クラス2への昇格、インカレ出場権を獲得しました。谷畑選手も、途中飛び出し逃げを作る動きをするなど健闘しましたが、あとひとつ届かず惜しくも4位という結果でした。

谷畑選手
クラス3Bでは、序盤に長谷川選手が飛び出し、大きなリードを築きました。中盤には廣瀬選手が集団から抜け出し、長谷川選手に合流。そのまま2人で逃げ切り、見事ワンツーフィニッシュを飾りました! 廣瀬選手と長谷川選手は共にクラス2への昇格とインカレ出場権を獲得しました。
今回のRCS第4戦は、1年生の選手たちが大活躍を見せた大会となりました!
今大会の3名を加えて、本学からは8名の選手がインカレロード出場資格を得ました。インカレロードの1校当たりの出場枠は8名ですので、今回、開学以来初めて、出場枠一杯の数の選手が揃ったことになります。
長谷川選手と廣瀬選手からコメントをいただいています。
長谷川選手
今回のレースは結果としてチームメイトの廣瀬と2人で逃げ切って1.2位を独占することができました。
当日コース上は横風が強く吹いていたこともあり、スタート直後から集団内で落車が起こりそうな危険なシーンが多くあったため、レース序盤から積極的にペースを上げて人数を絞る判断をしました。
最初の逃げが吸収された3周目。カウンターで自らアタックをして抜け出し、鹿屋体育大、慶應義塾の選手と3人で逃げ集団を形成することに成功しました。
メイン集団とのタイム差は5秒ほどとなかなか開けることができず苦しい時間でしたが、タイム差が縮まったタイミングで集団に居たチームメイトの廣瀬選手が単独でブリッジを仕掛けて逃げ集団に居る自分に合流をしてくれました。
2人で逃げ集団のペースを上げて一緒に逃げていた他大学の2名を振るい落としました。
その後は廣瀬選手と自分の2人体制でメイン集団とのタイム差を徐々に広げることができ、ゴールまで逃げ切ることができました。
レースの大半を先行する形で終えることができました。しかし前半力を使いすぎてしまった分、後半苦しくなりチームメイトの廣瀬選手に任せっきりになってしまった部分もあり、力不足を痛感しました。
入学してから修善寺ラウンド、飯山ラウンドを走りました。2レースとも前に出られるシーンはあったものの、最後の着順に繋げることが出来る走りができませんでした。
今回の東近江ラウンドは前回の失敗から不安な気持ちもありましたが、序盤から思い切って自分から積極的に仕掛けて逃げの展開を作ることができて成長を感じることができました。
今後は学連クラス1昇格、インカレ、全日本選手権トップ20位以内を目標に日々のトレーニングを頑張ります。
廣瀬選手
試合前は、テンションを上げて良いイメージを持つことを意識しました。距離が短くインターバルが多いため、アップを念入りに行い、10秒もがきを5本実施しました。風が強く寒かったので、体をしっかり温めることも心がけました。
レース中は落ち着いて走ることを意識しました。集団は、お互いに牽制し合って誰も前に出ようとしませんでした。そのため、これはチャンスだと判断し、逃げることにしました。当初はラスト3周か5周目で仕掛けようと考えていましたが、レオン選手の逃げが集団に吸収されていなかったため、「ここしかない」と思い、ラスト8周目あたりから飛び出しました。
コースはコーナーが多く、立ち上がりとゴール前が向かい風でした。できる限り踏み込み、集団との差を広げることに注力しました。最初の4周近くは、自分の出せるワット数である約330Wで走りました。後半からは、後ろで温存していた同級生の長谷川選手に、向かい風の区間で踏んでもらい、一定のペースを保つことを意識して走りました。
残り2周、集団の速度が上がってきたため、先頭交代を短くし、お互いの力を出し切ることで、集団との距離を最大限に引き離すことができました。
執筆:内田峻輔(食料産業学科3年)