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本学教員 長島先生の研究結果が日刊水産経済新聞に掲載!

「将来的に安全にフグを食べてもらいたい。」

本学教授、長島裕二先生は約30年に亘って『フグがなぜ毒をもつのか』について研究を行っています。

今回、石川県の伝統食「卵巣のぬか漬け」について、
従来では「卵巣のぬか漬けを行う過程で微生物の働きにより毒素を分解する」と言われていたが、
今回の研究で「卵巣は塩漬け液への毒の流出と拡散が起こり減毒するが、
毒が消失するわけでない。全体的に毒が薄まっただけということになる。
塩漬けが最も効果的な減毒になる。毒素が薄くなっているため、実食が可能になっている。
つまり毒素を分解しているわけではない。」という研究結果を発表。

この研究結果が11月21(水)日刊水産経済新聞に取り上げられました。

これから旬を迎えるフグ。
長島先生は「将来的にはフグがもっと安全に食べられるよう研究を続けていく」と話しています。


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