食農大の日常
糸魚川小学校で出前授業を行いました!
2月18日(月)、今年1月に本学と包括連携協定を締結した糸魚川市の糸魚川小学校にて
小学5年生(79名)にビジネスコース長の鈴木教授が出前授業を行いました。
糸魚川小学校では年間を通し、総合学習で糸魚川の食について学んでいました。
授業では「バタバタ茶」「笹寿司」「ブラック焼きそば」の3つを取り上げ、調べ、体験していました。
今回の出前授業は、この3つの糸魚川の食をどう外に発信していくのかを考える
最終段階の導入となる授業となりました。
授業内では、若者の野菜離れや野菜摂取が減っている原因に触れ
その後、ワークショップで野菜離れの解決策を考え、
農家の所得を増やすためにいちごを例にとり、付加価値を与える商品やサービスの提案を考えました。
また、糸魚川市は水産業もさかんのため、漁業についても学びました。
日本人の魚離れや日本と海外の水揚げ量、そして水産大国のノルウェーの水産業について触れ、
最後は農業や漁業がどうなれば働きたくなる若い人が増えるか?を考えました。
はじめは緊張していた子どもたちもワークショップでは活発に意見を出していました。
その後、小学校の担任の先生に様子を聞いてみると、
「商品にどのように付加価値をつけるか」
「地元を元気にするには何ができるか」
「水産業を盛り上げるためにはどうしたらよいか」
「よいものがたくさんある糸魚川を知ってもらうためにはどんな方法があるか」
などなど、振り返りをする中で子どもたちから意見が出てきたそうで、
子どもたちに新しい視点が生まれたとのことでした。
本学では高校だけではなく、小学校、中学校へも出前授業を行っています。
明日の食料産業を担う子どもたちへ食や農に関する授業を行いますので、お気軽にお問い合わせください。
【問い合わせ先】新潟食料農業大学 社会連携推進課 renkei@nafu.ac.jp まで