食農大の日常
【授業紹介】ビジネスプランを発表しよう!<ビジネスプランニングⅡ>
1月26日(火)、2年生対象のビジネスプランニングⅡにて優秀者8名の発表を行いました!
ビジネスプランニングⅠ・Ⅱではグループや個人での事業計画書(新しいビジネスや店舗・企業などを立ち上げる際に必要な計画書)の作成について学びます。食料産業に詳しい各回の有識者であるゲスト講師の方5名と本学ビジネスコース教員によるゼミ形式で行い、アドバイスを得ながら、学生自身が事業計画を考えます。また、自分の考えやデータを根拠として相手に分かりやすく伝える力を身につけるために、ゼミごとに全員がプレゼンテーションを行う場を設けています。
今回は2年生が遠隔授業期間のため、オンラインで発表を行いました。
学生達は現代社会の問題やコロナ禍での問題、最近のトレンドや郷土料理などを踏まえて、事業計画を考え、自身のアイディアをより実現性の高いビジネスプランにできるよう、緻密な収支計画や競合他社との差別化など様々な面を考慮したプランを発表してくれました。
また、考えたプランのデメリットの解決策や、事業が軌道にのった数年後に新たなサービスをはじめ顧客獲得をめざすことを考えた学生もおり工夫が見られました!
ドローンを活用したビジネスプランを発表した学生は「実際にドローンを農業に導入することで、農家さんの現状のやり方と比べてどれくらいのメリットが生まれるかを重要視しました。(ドローンの導入と資格取得を代行することで農家さんの手間がかからない。農薬散布ではドローンにより大幅な時間の短縮と真夏の重労働による熱中症リスクの軽減をできる。)
また、ビジネスとしてまだあまり広まっていないドローンを使用した播種方法やカメラ搭載ドローンによる作物の経過観察を取り入れることで競合する他社と差をつけるなどの工夫をしました。」と教えてくださいました。
また、他の学生は「工夫したところは、そのビジネスプランのメリットとデメリットを明確にし、デメリットの対応策を立てたところです。実際に社会で働いている講師の方の指導を受けることができ、とても貴重な体験になりました。」と教えてくれました。
ゲスト講師である(一社)新潟起業支援センター(起業支援センターながおか)代表理事で、ご自身も学生起業支援プラットフォームを運営しておられる 高橋秀明様は「技術・商品ありきではなく、課題ありきのスタートでそこから深堀りし、自分事として考えることが大切。顧客にとって代替案の少ない、あるいはもたないものがビジネスとして成立する可能性が高い」と講評してくださいました。
ご指導してくださいました外部講師の方々大変ありがとうございました。
本学では外部講師による授業も多く取り入れており、卒業後に役立つ実践力を磨いています。
NAFUマガジンでは様々な授業を紹介しております。ぜひご覧ください!