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留学生交流委員の活動を振り返って

新潟県国際交流協会が主催している「留学生交流委員」に毎年本学から2~3名が推薦され、県内国際交流に関する様々な活動に参加してきました。今年度、留学生交流委員として活動してきた3名に国際交流活動を通して感じたことをまとめてもらいました!

◇食料産業学科3年 キム ソヒョンさん(韓国出身)

大学2年次から新潟県国際交流協会の留学生交流員として様々な活動に参加し楽しく過ごすことができました。留学生交流会での発表、外国人観光客エキストラ、韓国おしゃべり会でのネイティブスピーカー、新潟県国際交流協会の雑誌の記事作成等の活動に参加しました。
また、3年次はセミナーでの発表、韓国語講師、日本語講師、通訳研究会でのお手伝いなど多くの活動に挑戦しました。このように、留学生交流委員の2年間は私にとって、大変貴重な経験となりました。

2年間の経験を通じて、学んだことは2つあります。

1つ目は、留学生交流委員に取り組んだことで、学内外を問わず、多くの人と出会うことで周りの環境は大きく変わり、毎日の生活が楽しくなりました。この経験から、人生は自分の意志次第で充実させることができると実感しました。

2つ目は、学びは多くの経験から得られることを実感しました。2年間の経験には成功もあれば失敗もたくさんありました。しかし、その失敗の経験から、成長することが出来ました。これから入学してくる留学生の皆さん、学業はもちろんのこと、新潟での留学生生活を楽しんでください。

2019年度国際交流キャンプin胎内

2020年度の国際理解セミナー発表様子

 

◇食料産業学科3年 グエン ティ トゥイ チャンさん(ベトナム出身)

新潟県国際交流協会の留学生交流委員として2年間に様々な交流活動に参加してきました。
例えば、中高生と交流する国際交流キャンプや国際理解セミナーでの発表、オンライン交流イベントなどです。異文化交流活動に参加し、中高生、日本人学生、一般の方々と交流することが出来ました。
今年はコロナウィルス感染症の影響で対面での活動は昨年より少なかったですが、オンラインイベントと翻訳作業が昨年より多かったです。
この2年間は様々な活動に参加することにより、国際交流の大切さをさらに深めることができ、新潟の伝統的な文化や、自然の魅力を深く感じました。このような貴重な経験はこれからの就職活動にも役立てたいと思います。これからも日本と母国の架け橋になるため、全力で努力していきます。
新潟県国際交流協会の皆様に心より感謝を申し上げます。

2019年11月2日「発見!多様な食文化から見るベトナム」国際理解セミナー

2019年11月2日「発見!多様な食文化から見るベトナム」国際理解セミナー

 

◇食料産業学科3年 レジナ アンチラ ナタシャさん(インドネシア出身)

私は4年前に日本に来ました。静岡県の日本語学校で2年間日本語を勉強して、日本の文化や生活について学ぶことができました。この2年間は他の国からの留学生と共に日本語を中心に勉強したため、日本人と交流する機会は多くなかったです。
大学に入学後は、日本人の友達が出来て、とても嬉しかったです。日本人の友達だけではなく留学生同士の交流も大切だと思います。
私は令和2年度新潟県国際交流協会の留学生交流委員に選ばれましたが、コロナウイルス感染症の影響で参加する活動は少なかったです。本学での留学生交流会に参加したり、2020年度の国際理解セミナーにもサポートしたりし、コロナ禍の中ですが、自分なりに挑戦できた一年間でした。

留学生交流委員はメールのやり取りから交流活動の運営など勉強できることが多いです。
また、新潟県内のイベント情報も入手できます。イベントに責任感を持って参加しますし、報告書も提出しますので、成長できます。インドネシアからの留学生として、自国の紹介もできますので、母国と日本の友好関係に貢献できていると考えています。1年間は短かったですが、思い出に残る期間でした。次年度も「留学生交流推進員」として引き続き頑張ります。

2021年3月7日(日)「女でデーフェア」

2021年3月7日(日)「女性でデーフェア」イベントでチューリップをいただきました


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