食農大の日常
10月17日(日)夢づくりサイエンスラボ2021「水の大切さを楽しく学ぼう」を実施しました!
10月17日(日)、新潟市中央区のデンカビックスワンスタジアムで、
ゆめづくりサイエンスラボ2021「水の大切さを楽しく学ぼう」を本学フードコース講師 阿部憲一先生
と本学学生9名が実施しました!
本イベントでは、わたしたちにとって身近な「水」の質を、環境に生息する生き物にとって良いのか、悪いのかを参加された方々と一緒に検査してみました!わたしたち人間とは異なる視点で、そこにすむ生き物にとっての水質について考えます!
当日は悪天候でしたが、アルビレディースの試合もあり、ご家族連れやサッカー観戦の方にご参加いただけました!
水質検査に挑戦している様子。
パックテストという手法で身近な「水」のBOD(生物化学的酸素要求量)を検査します。
BODが高いほど生き物が生息しづらく、水質が悪いという評価になります。
スタジアム内のカナールの水や、関屋分水周辺の水のほか、アクアポニックス(魚を育成しながら水耕栽培を行うシステム)の水やスポーツ飲料にも挑戦!
検査の結果、スポーツ飲料が最も水質が悪い(=BODが高い)という結果に!
人間目線では有用な飲料製品も、水中にすむ生き物には害を及ぼすことがある、という発見がありました!
参加された方からは、「え~、意外!」と驚きの声も上がりました。
この体験を通じて、参加したみなさんは、わたしたちの食生活で発生する食べ残しや飲み残しが、環境に悪影響を与えてしまうという気づきを感じていたようでした。
食事は残さず、ポイ捨てのしない生活を心掛けていきたいですね!
当日はアクアポニックスの展示も併設して行いました。
環境に優しく効率的な生産が可能なこの仕組み。参加者のみなさんがスタッフの説明を興味深く聞いている様子がとても印象的でした。