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【キャリアセンター】7/13(水) お米や庄七 様 料亭 能登新 様 業界研究セミナーを開催!

7月13日(水) 3年生向けの就職支援として、中小企業家同友会から、お米や庄七 代表田島 健男 様、料亭能登新(のとしん) 代表取締役 山貝 誠 様 を講師に迎え、業界研究セミナーを開催いたしました。

最初はお米や庄七様のお話から。
無肥料、無農薬栽培にこだわり、一つ一つを丁寧に作っていらっしゃる中で、どれだけお米の価値を高められるかが課題とおっしゃっていました。
現在、お米の価値がだんだんと下がってきており、過去に60キロあたり4万円、5万円くらいの価値を持っていたものが、2万円ほどに下がっていると言われています。
そういった中で、買い手の立場に立ってしっかりとマーケティングをし、お客様のニーズに合わせた製品づくりの大切さについてお伝えくださいました。
また、減農薬・自然栽培や、地域活性・担い手育成プロジェクトを行うにあたっての熱い想いや、「自分の熱意と使命感がどこにあるか」が大切だという、働き方を決めるうえでポイントについてもお話しいただきました。

次に料亭 能登新さまのお話し。
村上では、SDGsという言葉が生まれる前、江戸時代から受け継がれてきた「頭からしっぽまで余すことなく食べる」という鮭の文化があります。
この話や、この話にまつわる、歴史上の人物のエピソードについてお話しいただきました。
東京での修行を終え、Uターンで村上に戻ってきた山貝様。
地元に帰ったら、地方ならではの生活だと思っていたら、メディアの取材も多くあり、地域で働く意味を感じたとのこと。
距離や場所は関係なく、想いをもってその場に根付くことが重要だと教えてくださいました。
その中で、人気番組に出演した際の面白い裏話や小学校での出前授業についてのお話も。
「塩味、甘味、酸味、苦味、もう一つの味覚は何か?」という問いに、フードコースの学生から「旨味」という正答がすぐに出てきて、とても感心されていらっしゃいました。

セミナー後、学生からは「お米や庄七さんから農業の現状を知ることができて良かったです。進路選択する際によく考えようと思いました。料亭能登新さんは鮭料理を食べに行きたくなりました。」という感想がありました。
キャリアセンターでは今後も様々な業界の方をお呼びし、職業選択の機会を増やしていきます。

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