食農大の日常
【活動紹介】収穫最盛期における新たな調整弁の提案<3年次ビジネスコースゼミ活動>
1月31日(火)ビジネスコース3年生、斎藤先生ゼミの学生が、株式会社ベジ・アビオ様にて、プレゼンを行いました。
テーマは「-収穫最盛期における新たな調整弁の提案-」です。
株式会社ベジ・アビオ様は、新潟市北区でスマート農業により高糖度トマト『とマとマとマと』を生産しています。
農作物は、収穫量が多すぎると、価格を下げたり、収穫や出荷が追い付かず廃棄されたりと、価格や供給量を安定させるのが難しいのですが、ベジ・アビオ様では、詰め放題や、とマとすくいといったイベントの実施や、農福連携によるドライトマト加工や、ジュース製造といった6次産業化による調整を行っています。
学生たちは、新たな調整弁として、有料会員制「ファンサイト」の開設による特定顧客との関係性構築について提案を行いました。
提案を聞いていただいた、ベジ・アビオ様からは、会員獲得・維持に関する提案が一般的な内容であり、難しいのではないか。
会社全体の売上・利益にどう影響するかまで視野を広げて検討して欲しかった。というご指摘をいただきました。
学生たちとしては、有料会員となるほどのコアなファンとの繋がりが醸成されることで、新たなファンの獲得に繋がるのではないか。また、クローズドチャネルを利用し、テストマーケティングを実施するなど、経営発展のための場として活用できないか、という想いもありましたが、課題解決の難しさに直面し、学びを深める機会となりました。
株式会社ベジ・アビオ様お忙しい中、学生のヒアリングや発表会のお時間を頂戴し、大変ありがとうございました。「当事者意識を持って、課題解決にあたる」という気付きを得られる貴重な機会となりました。