N-mag

【社会連携活動】農林水産省北陸農政局と本学学生との意見交換会が開催されました

8月9日(水)、本学胎内キャンパスにて北陸農政局の方と本学学生とで、「食料・農業・農村基本法の中間とりまとめ(案)について」の意見交換会が行われました。

北陸農政局からは新潟拠点長をはじめ3名の職員の方が来学され、本学学生6名と意見交換会が開かれました。まず始めに北陸農政局の方から、「食料・農業・農村基本法」の改正についての中間とりまとめの方向性が示され、その後に中間とりまとめの内容や「食料・農業・農村基本法」について、参加学生自身の意見を述べる場となりました。

意見交換会には食料産業学部の2~4年生の学生が参加し、自分が所属しているコースに特化した意見や地元で起こっていることなどを各自しっかりと意見を述べていました。意見交換会は予定した時間を大幅にオーバーしてしまうほど白熱し、参加した学生にとっては、非常によい経験となったようです。

【参加した学生の感想(一部抜粋)】

「食料農業農村基本法については講義で学んでいましたが、先日のお話を聞いて今後の方針についてより学ぶことができたと思います。また、お話を聞いて農業と地域の関わり方や制度についてより詳しく学びたいと思いました。私は将来、実家に戻り農業をしたいと考えているため、在学中に農政局の方と関わることでモチベーションが非常に上がる良い機会となりました。」【アグリコース4年】

 

「今回の意見交換会で農業の課題は多く一筋縄ではいかないと改めて感じました。特に食育の農業体験が形式だけになっているというお話はかなり問題なのではないかと感じました。それは私自身、神奈川県市出身で農業とは全く縁がなく、小学生の時に食育として収穫の農業体験をさせていただきましたが、本当に収穫するだけで農業にはどんな役割があるのか、どのような課題があるのか等全く考えませんでした。この経験や意見交換会でのお話から若い人の新規就農を促すためにも小さい頃からの農業の役割などの食育をもっと行って欲しいと感じました。意見交換会により国の考えが分かり、これから自分たちがどのようなことをするべきか考える機会になりました。」【フードコース2年】

 

「今回の意見交換会について、食料・農業・農村基本法の概要や今後の農家、農村の在り方について学ぶことができ、自分にとってとても有意義な意見交換会になったと思いました。日本の食料自給率を向上するために有り余っている主食用米でなく小麦や飼料用米の増産をすることで需給に見合った自給率の向上と農家の収入を確保するという具体的な施策について、実家が米農家ということもありとても興味深く感じました。また、「農村の振興」の説明の中で、どのような形で交流人口を増加していくのかを具体的に知りたくなりました。」【ビジネスコース4年】

 

これからのみなさんの活躍に期待をしています。


関連記事