プレスリリース
「自炊塾」が新潟食料農業大学で始動、食育実践に新たな一歩
NSGグループの新潟食料農業大学は、食育の推進に向け2024年4月から実践的な食育プログラム「自炊塾」(担当教員:比良松道一 教授)を開講いたします。
自炊塾は、2001年に香川県で当時の小学校長がスタートさせた食育実践「子どもが作る弁当の日」を参考に、比良松教授が前任校である九州大学の選択科目の一つとして、2013年に開講した少人数セミナー形式の実践型食育講義です。自炊塾では半期の授業期間中に座学だけでなく、70回以上の自炊(記録を受講者メンバーグループSNSへ投稿・共有)、課外授業への参加(料理研究家や飲食店経営者による調理実演会)、受講生による週1回の1品持ち寄り昼食会 などが課されます。
以下に開講日程や講義内容の詳細をご案内いたしますので、万障お繰り合わせの上、取材を賜りますようお願い申し上げます。
■開講日程 :4/18~7/19までの大学休校日を除く毎週金曜日(実演形式 計13回)
■開講時間 :1時限 9:10~10:40(90分) ※「一品持ち寄り昼食会」は12:20~13:10(50分)
■講義内容例:
・「”だし”とは?」 だし、旨味、栄養、循環(実験)、文化伝承、一汁○菜(実演)
・「どんな調味料を選べば良いのか?」 調味料の基礎(実験、実演)
・「私たちはどれくらい菌に依存しているのか?」糀菌、乳酸菌、発酵食品、味噌(演習)
・「なぜ、自炊が長続きしないのか?」 レシピ、形式知、〇〇知の習得(演習)
・「いつ起こるかわからない災害に対してどんな準備をするべきか?」
防災、リスクマネジメント、サバイバル飯(演習) 等
1965年、福岡市生まれ。九州大学大学院農学研究科修士課程修了後、福岡県農業総合試験場、同大学農学部などで作物の品種改良や来歴を解き明かす研究に従事。2023年4月より、食のジェネラリスト育成を目指す本学アグリコース教授に就任。