在学生インタビュー

Q．食や農業分野への進学を考えたきっかけは？

　農業に興味を持ったのは、幼少期に母と始めた家庭菜園がきっかけです。元々野菜が好きだったので、好きなものを自分で作れるということが嬉しく、初めて収穫した時の感動は今でも鮮明に覚えています。その時に将来は農業に携わる仕事に就こうと考えるようになりました。新潟食料農業大学は生産・加工・流通のフードチェーン全体を学ぶことができるので、具体的にどのようなことをしたいのかまだわからなかった私でも4年間で自分の将来について深く考えられると思い進学を決めました。

Q．受験を振り返って、今に活きていることは？

　面接練習です。私は当時話すことがあまり得意ではなかったので、声が小さかったり、はっきり話すことができませんでした。また、面接はオンラインということもあり通常よりはっきり話す必要がありました。そこで、何度も高校の先生と練習をしました。本番に備えてインターネットをつなげた面接練習もしましたが、対面での練習も行いました。農業系の大学ということもあり少々変わった質問も来るのではないかと心配し、様々な回答を考えました。大人になるにつれて対面ではなく電話などでやり取りする機会が増えるため、オンライン面接はとてもいい学びになったのではないかと思います。

Q．最終的に本学進学の決め手となったことは？

　生産から食卓までのフードチェーン全体を学べるという点に強く惹かれ、新潟食料農業大学に入学しました。農業系の大学は私の地元から通えるところにもありますが、本学はフードチェーン全体を学ぶことができる数少ない大学なので、他大学と比べると学べることが多いと思いました。また、私は農業をやりたいということは決まっていましたが、その中で具体的に何をしたいかが決まっていませんでした。本学ではフードチェーン全体を学んだ上でコースを選択することができるため、入学後にやりたいことを考えることができると思い、進学を決めました。

Q．本学に入学して良かったと思えることは？

　様々な人と出会えることです。本学は他県から進学している人がとても多いので、自分の知らないことを多く知れます。それぞれの地元のこと、自分が当たり前だと思っていたことが他の人からしたら当たり前ではなかったりします。新しいことを知るのはとてもおもしろいです。また、ほとんどの人が一人暮らしをしているので、友達との絆も深まります。私はほとんど家事ができませんでしたが、家事が得意な友達に料理を教えてもらいました。また、食材の物々交換などもします。みんなで協力することができるので、とても楽しく生活できます。

Q．印象に残っている授業は？

　1年生前期「食料産業基礎実習・演習」の田植えです。田んぼは思っているより歩きにくいです（笑）先生もとても楽しそうにやっているので、あまり堅苦しくなくて楽しく学べます。自分の持ってる苗がなくなると、先生や手伝っていただいてる先輩に苗を投げてもらう、通称「苗トス」があるのですが、これがうまくいかないと泥や水が飛んできたり、終始ハラハラドキドキしていました。とても楽しい実習です！

Q．どのような学生生活を過ごしていますか？

　私は「軽音楽サークル」でベースをやっています。大学に入ってから始めましたが、最初に弾かせてもらった時にとても楽しいと思い、自分で楽器を買うほどハマっています（笑）一緒にバンドを組んでいる友達もほとんどが初心者なので一緒に成長でき、曲を合わせたときはとても楽しいです！また、アルバイトもしています。私の場合は仕送り等はほとんどもらっていないので、自分で稼ぐということはとても大切です。家では自炊をしたり、自分なりに一人暮らしを楽しんでいます。

Q．高校時代より成長したと感じることは？

　高校時代より人と話すようになりました。以前は人見知りで、一人でいることのほうが多かったのですが、大学では同じ趣味や共通点を持つ友達もいて、人と話すのは楽しいと思うようになりました。おかげで人見知りも克服することができました。今でも時々人見知りをすることもありますが。卒業までに完全克服したいです！

　大学は高校よりも勉強が難しくなりますが、とても楽しくて成長できます。個性的な先生や仲間もいて毎日が楽しいです。本学へ入学したらきっといい出会いもありますよ！来年入学してくるのを楽しみにしています。受験勉強、面接練習、いろいろ大変かと思いますが頑張ってください。陰ながら応援しています！