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自転車競技部 中井琢コーチがアンチ・ドーピング解説書に執筆

「アンチ・ドーピング 徹底解説! スポーツ医薬-服薬指導とその根拠」が中山書店より出版されました。

 

本学のビジティングフェロー、自転車競技部コーチの中井琢氏は、低酸素応答および赤血球造血の研究を行っており、本書において、赤血球造血に影響を与える物質について解説しています。

  (中井琢コーチ)

 

2020年の東京オリンピック開催にむけて,アンチ・ドーピングの情報提供や啓発活動が活発になっています。しかし、禁止薬物が「どのように」作用し、「なぜ」禁止されているのかは理解されていないことが多いのが現状です.本書は、WADA(世界アンチ・ドーピング機構)の最新禁止物質の作用メカニズムをわかりやすく解説したものです。

 

スポーツおよびオリンピックの歴史上、いずれにおいても最初のドーピングによる死亡事故が起きたのは自転車競技です。また、輸入サプリメントの不注意な服用によるとされていますが、わが国の国体史上初のドーピング摘発は自転車競技でした。

 

新潟食料農業大学では、自転車競技部は勿論、ラグビー部や柔道部などの強化指定部および陸上部などの活動支援クラブにおいて、正しい知識をもってアンチ・ドーピングに取り組んでいきます。

 

「アンチ・ドーピング 徹底解説! スポーツ医薬-服薬指導とその根拠」(中山書店)


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