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日本冷凍空調学会にて学会発表を実施いたしました!

9月10日~12日まで東京大学にて日本冷凍空調学会が開催され、フードコース 講師 阿部 周司 先生と研究室生の山田 美海さんと黒田 萌恵さんが発表しました!

研究タイトルは下記の通りです。
〇阿部周司、山田美海「高糖濃度冷凍すり身のゲル化から見る魚肉タンパク質のゲル形成機構の考察」
〇山田美海、阿部周司「再凍結された高糖濃度冷凍すり身のゲル形成能変化」
〇黒田萌恵1、阿部洋一2、阿部周司1「高糖濃度冷凍すり身のゲル形成と塩摺り温度の関係」
1.新潟食料農業大、2.元・阿部十良商店

なお、これらの発表は科研費25K05758による助成を受けた研究成果です。



学会発表をした学生から感想をもらいました!

山田美海さん
初めての学会発表で、学会という場所の雰囲気と緊張感に圧倒され、恐ろしい所に来てしまった(泣)と黒田さんと顔を見合わせたのは今となっては良い思い出です。発表前日に何件か発表を聞いた中で、とても堂々とした素晴らしい発表をする大学院生の方がおり、それを目標に発表に臨みました。もちろん緊張しましたし、会場の方々が私の発表に興味を持ってくれるだろうかと不安もありました。しかし、いざ発表を始めれば頷きながら真剣に話を聞いてくださる方々がおり、発表を楽しむことができました。堂々とした発表だったと好評も頂けて、とても嬉しかったです。学会での貴重な経験と学びを胸に、今後も研究活動に励みたいと思います。最後になりましたが、いつも真摯にわかりやすく面白くご指導下さる阿部周司先生に最大級の感謝を!

黒田萌恵さん
今回、初めての学会発表を経験し当日は大変緊張しましたが、準備してきた内容を落ち着いて伝えることができ、自分なりに達成感を得ることができました。一方で、質疑応答の場面では、自分の勉強不足により十分に答えられない質問があり、改めて知識を深める必要性を痛感しました。発表を終えて振り返ると、伝えたいことを伝えるだけでなく、聞き手の反応を見ながら説明の仕方を工夫することの大切さを実感しました。今後は研究内容の理解をさらに深めるとともに、状況に応じて柔軟に対応できる力を身につけ、より分かりやすく魅力的な発表を目指したいと考えています。今回の発表に至るまでご指導して下さった阿部周司先生と阿部先生のお父様である阿部洋一様に心より感謝申し上げます。


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