【授業紹介】『6次産業化アイデアとマーケティングミックス』グループ課題発表を実施!<マーケティング論>
2年次後期開講の「マーケティング論」では、食の6次産業化プロデューサーの学習内容認定基準レベル2取得のため、演習として「6次産業化アイデアとマーケティングミックス」という課題発表に取り組んでいます。
2025年1月7日、13グループによる6次産業化アイデア発表会が実施されました。
発表後は、受講者49名による優秀作への投票(有効49名、n=145、一人3作まで投票可)が行われ、優秀作が選ばれました!
ベスト5の企画合計で61%以上の票を集め、圧倒的の結果に!
ベスト5の企画は以下の通り。
第1位 『オリジナルフルーツティーを作れる体験型専門店の提案』(26票・18%)
第2位 『新潟農家のおにぎり食堂』(21票・14%)
第3位 『ニガテを克服!やさいをたおそうレストラン』(20票・14%)
第4位 『福島県産の桃を使用した加工品』(19票・13%)
第5位 『里芋をもっと手軽に食べてもらうための商品開発』(17票・12%)
それぞれのグループリーダーに、①工夫した点、アピールポイント ②苦労した点 ③上位入賞についての感想コメントをいただきました!
■『オリジナルフルーツティーを作れる体験型専門店の提案』
①新潟の魅力を伝えることや観光客の増加を目的とし、それを達成するために体験価値を付与した内容になるよう工夫しました。アピールポイントは実現可能性を高めるために、既に卒業研究等で大学と関わりのある冨士美園株式会社様との連携を軸とした提案にした点です。
②提供価格を決める際に、新潟県産の農作物を使うことへの価値や体験型であることへの価値、競合との比較を考慮した価格設定に苦労しました。
③他にも魅力的な提案があった中で入賞できたことを嬉しく思っています。また、この発表を通して、農業の6次産業化について考える良い機会となりました。
■『新潟農家のおにぎり食堂』
①自分を含めメンバーが、新潟県下越地方を中心に地域活性化の活動を行っていたので、その経験から発想を得ました。新潟は米だけでなく他にも自慢できる特産品があるんだということを他県の人にも伝える機会があればいいなと考えました。
②はじめは子ども食堂の予定だったのですが、1次産業者が2次・3次産業を総括する6次産業と考えると、実現できるほどの技術やノウハウを農家が担うには重荷ではないかと思い、一部変更しておにぎり食堂にしました。想像上のプラン立てだったので本当に事業化できるかどうかの判断が難しく感じました。
③全体評価では2位でしたが、考えに考えたプランが良く評価されて嬉しかったです!
■『ニガテを克服!やさいをたおそうレストラン』
①苦手野菜を克服するためというコンセプトをもとに、他のレストランと差別化するための付加価値をつけたところです。
②苦手な野菜を克服させるための美味しい料理の製作や、発表を聞く人が見やすく、分かりやすい資料を作るために多くの時間を費やしました。
③三位という順位に入ることができて、たくさんの人から投票していただいて嬉しかったです!
次もこのような機会があれば、一位を取ることができるように勇往邁進していきたいです。
■『福島県産の桃を使用した加工品』
①ターゲット層を女性と若者に限定した点を工夫しました。また、促進の仕方もターゲット層に合わせたInstagramやtiktokというメディア選択も工夫した点です。アピールポイントは六次産業化することで今問題になっている商品ロスや食べられるのに廃棄になってしまう問題を解決できるということです。さらに、SDGs活動にも貢献出来、社会貢献をしつつ顧客にも美味しくインパクトのある商品を届けられるようにしました。
②パワーポイントで発表スライドを作るという経験があまりなかったのでデザインや配置をどうすればいいか分からず苦労しました。少し文字が多くなりすぎたので次回スライドを作る機会があった際は文字を少なく、相手が見やすいスライドが作れるよう改善したいと思います。
③自分達の発表を選んで頂けたことを嬉しく思います。色々考えて作りましたが、他の発表を見て勉強になる点が沢山ありました。上位入賞グループの方たちの発表技術を取込み、もっと良いスライド作り、発表の仕方が大学全体でレベルアップ出来たら良いなと思います。
■『里芋をもっと手軽に食べてもらうための商品開発』
①マーケティングのアイデアは私の地元である五泉市が里芋の名産地であるということから着想を得ました。アイデアが思いつかなかったり、考えに行き詰ったりした時には自分の周辺にある事柄からまずは見てみると何か思い浮かぶものがあるかもしれません。
②1から思い浮かべた抽象的なアイデアを具体的なモデルの形に落とし込むことに苦労しました。
③投票ありがとうございました。この発表を機にぜひ五泉市の里芋を食べてみてください!
皆さん、発表お疲れさまでした!
今回の学びをぜひ今後の勉強に活かしてください!