授業紹介
【授業紹介】主権者としての情報リテラシー〈コンピュータリテラシーⅡ〉
1年生後期必修科目『コンピュータリテラシーⅡ』では主にExcelを用いたデータの整理および分析方法を習得する目的で授業を行っています。
1/10(金)の授業では特別授業「主権者としての情報リテラシー」として、学生たちの主権者意識の向上・醸成を目的に、胎内市議会の皆様にお越しいただき「胎内市議会と市議会議員の役割」についてご講演いただいたのち、「胎内市をより良いまちにするには」というテーマでグループディスカッションを行いました。
はじめに胎内市議会の役割と議員の活動内容をご紹介いただきました。
選挙によって選ばれた市民の代表者「市議会議員」が、市政に関することを話し合い、決定していく場が「市議会」です。「市議会」では、市長からの提案をもとに、さまざまな問題について話し合い、市の仕事の内容、やり方が良いかを決定します。会議は「本会議」、「常任委員会」の2種類があり、それぞれの会議の違いや会議の進め方をご説明いただきました。
【学生とのグループディスカッション】
市議会の活動・役割を学んだ後、5グループに分かれ、「胎内市をより良いまちにするには」というテーマのもと、グループディスカッションを行いました。
〈学生の意見〉
・交通の便を増やし、だれでも気軽に出かけられる環境にする
・胎内市にある樽ヶ橋遊園に珍しい動物を増やす(爬虫類など)
・大学の最寄り駅であるJR中条駅付近にお店を増やし、活性化させる
・自然を活かしたアクティビティを増やす、今あるアクティビティの認知度を上げる
・空き店舗の活用
・飲食店や娯楽施設、ショッピングモールを増やす
学生の様々な意見に対して、市議会議員の方々が現在の計画や胎内市の現状、胎内市の魅力を踏まえ、お話してくださり、充実したグループディスカッションとなりました。
グループディスカッションが終わったのち、各グループで出た意見を発表しました。
最後に、市議会議員の薄田様より「胎内市のことをもっと知ってもらうとともに、魅力的なまちにしてほしいという思いをどんどん発信していってください!」と熱意あるお言葉をいただきました。
お忙しい中、お越しいただいた胎内市議会の皆様、ありがとうございました。
今後も胎内市をフィールドとして、多くの活動に取り組んでいきます!
このように本学では、様々な立場・業種の地域の方々からご協力いただき、大学キャンパスのある胎内市(と新潟市)に根付いた実践的な学びと活動を大切にしています。
今年度6月には、1年生対象授業の「基礎ゼミⅠ」に胎内市長で本学客員教授である井畑 明彦さまから、胎内市への理解を深める内容のご講演をいただく予定です。