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【社会連携活動】包括的連携協定締結記念行事「津南町おもてなしバスツアー」に学生が参加しました!Ver.2

2024年8月7日(水)に、先日包括連携協定を締結した津南町の企画で
“来て!見て!感じて!また来たくなる!津南町農業体験&見学ツアー”を催行いただき、学生9名が参加いたしました。

今回は、前回に引続き、午後の部をお伝えいたします。
午前の様子はこちら

昼食休憩を兼ねた視察先は、大地の芸術祭会場でもある「上郷クローブ座」を訪問。
津南産食材をふんだんに使った美味しいお弁当をいただきました。



こちらに入っているレストランも大地の芸術祭企画になっており、「女衆のおもてなしと津南の食を一緒に楽しむ演劇レストラン」というコンセプトで、食と演劇が一緒に楽しめるそうです。食後は、農機具を楽器に見立てた展示室で、様々な音を奏でて楽しみました。






午後のはじまりは、食彩館・津南観光物産館を視察。
それぞれが、お土産を購入したり、直売所で販売している野菜をチェックしたりと時間を過ごしました。たいない特産品研究会でも栽培しているイタリア野菜「白ナス」や「バターナッツかぼちゃ」なども並んでいました!






7ヶ所目は、妙法育成牧場を視察。
こちらは、県営の放牧場で、県内の酪農家から生後6ヶ月齢以上の雌牛を受託し、県内酪農経営の安定化と県内生乳生産の維持拡大を支援しています。
広大な放牧場で、自由に動き回り、足腰を鍛えられるそうです。
また牛糞はそのまま牧草の堆肥になり、冬の間の牛舎での牛糞も堆肥化して農業に活用される等、循環型農業にも寄与しています。
学生たちは、牧場長から牛のからだの仕組みを解説していただきながら、牛たちとふれあっていました。




8ヶ所目は、県の自然環境保全地域にも指定されている、龍ヶ窪の池を視察。
1.2ヘクタールの池の水が1日で入れ替わるほど、良質で豊富な湧き水は、「全国名水百選」にも選ばれています。
訪れた日は、曇りで湿度が高かったため、池には霧がかかり、より一層神秘的でしたが、晴れている日には、エメラルドグリーンの水面に空の青が映り込み、違った景色になるそうです。紅葉の時期など違う季節にも訪れたいといった感想が聞かれました。







最後の訪問先は、「津南町 農と縄文の体験実習館 なじょもん」にて、カラムシストラップづくりを体験。
カラムシとは、植物のことで、植物繊維をとるために古くから栽培されてきたそうです。学生たちは、カラムシを編み込みながら、ストラップ作りを行いました。きれいに作るには、左右同じ力でギュッと引っ張ることがポイントとのこと!単純作業を繰り返すだけで、ステキな編み模様ができていくのが、不思議でした。







ストラップ作り体験の後は、なじょもん内で意見交換会を行い、学生が一言ずつ御礼や感想を述べました。
学生からは、新潟県はコメ依存からの脱却が課題だが、津南町は高原野菜や切り花、畜産など豊富な農業資源がある。県内の他の地域にも参考になる要素があるのではないか、との意見も出ていました。

今後、今回の視察をきっかけとした連携活動に繋げていきたいと思います。

津南町桑原町長をはじめ、津南町役場の皆さま、訪問先企業の皆さま、大変お世話になり、ありがとうございました。


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